毎年この12月に開催される地元でのレース。
こちらでゲストライダーとして走らせ頂くようになってから5年。
月日を感じますが、それだけの時間、機会を毎回こうして与えて頂いてるのは、自分としては奇跡に近いような感覚があります。
そんな地元で行われるレースイベントを走って来ました。今回は自分のわがままを聞いて頂き大友君を手伝いとして出走。
3キロのアップダウン周回コースを午前午後で各2時間ずつ。
距離にして150㎞近く走る事になり、参加者は常にピカピカの体力なので最後の方は、かなり必死になります。
とはいえ、一般の参加されてる方と同じ走りでは意味がなく、妖怪プ…ではなく永良さんから学び続けた事を活かすチャンス。
その大きく偉大な背中に近づけているかは、まだ分かりませんが、目指すモノに迷わずに進めるのは恵まれています。
今回は何度か一緒に走ったジュニアの選手達が会場に来てくれて、彼らの走り、頑張りを間近で見れた事が非常に嬉しく、また自分も頑張らねばと気持ちが湧き上がりました。
優勝したコもいれば、叶わず悔し涙のコもいましたが全てが経験ですし、いつかの自分と照らし合わせたり、彼らの一喜一憂がまるで自分事のような思いに駆られました。
午前はかなり余裕があり、何をしても絶対勝てるとさえ。
午後は練習不足が祟り、千切れはしないものの無敵とはいかず淡々と走るのが若干辛かったです。
そうは言ってられないとジュニアの選手を連れて走ったり、後半に連れて人を減らしていったりしつつ、レースを終えて脚は見事にスカスカになりました。
そうこうして最新の「まだまだ弱い」「もっと強くなりたい」を手に入れる事ができて、また高いモチベーションで日々の鍛錬へ臨める。
終わらないし続くし、繰り返される。
同じ場所を飛んでる事に気付かなくなったら、自分もいよいよです。
少しでも前より高い場所や遠くに飛べてるという実感にすがりながら、また走ってます。