閉幕

実業団のレーススケジュールは終わり、いわゆるシーズンオフになりました。

群馬以降も茨城かすみがうら、愛媛の今治と残りレースを走りましたが、先ず怪我なく無事に居れることにホッとしてしまっています。

自分も国内のプロクラスで走るようになって早6年が経ちました。

環境も都度変わり、出会いやご縁も頂き、今日まで続けて来れましたが、途中何度もやめそうなタイミングや、やめざるを得ないかという状況に追い込まれる時もあり、

只それでも、これまでの6年、自分の中では競技力は伸び続けていると信じて、トップレベルの選手達に混ざって走る事に、しつこくこだわりを持って臨んで来ました。

 

自分の主観や実感が、希望や楽しさを生み出してくれて「続ける」事が出来てますが、自分が身を置く場所はやはりプロの領域。

中にはそれでご飯を食べ、生業としてる選手がいます。またそんな選手達の走りを見て感動してくれる方もいるでしょう。

そんな選手達に混ざって走る資格や、条件を自分が満たせているのか、常に自問自答してきました。

その事自体を見極めたり判断するのは、自分ではなく周りなのかもしれませんが、自己分析は成長の為に不可欠。

主観でいくら楽しく、やりがいを感じていても客観で見た時に現在の自分は、選手としての価値は相当に低い位置に居ると見てます。

 

そんな今の自分を変えていく事は困難とするか、人生の楽しみとするか。

 

歳を重ねて、物事をよく考えたり受け入れて来た気がしますが、確実に時間は過ぎてます。

 

いつでもチャンスを掴めるように脚も心も研ぎ澄まさないといけない。

f:id:magatama99:20221107123902j:imagePhoto by T.Yusuke