C1 優勝
例年と同じく比較的少なめの出場選手ではあるものの、猛者揃いとなるこのカテゴリ。
運良く昨年、一昨年と勝たせて頂いてますがこの日は気持ちよく走る事は難しいと感じておりました。
一周約800mのオーバルコースを25周する平坦レース。(約21㎞)
スタートしてすぐにアタックの動きがあり、吸収されてはまたアタックと繰り返す中、序盤で3名の飛び出しを確認し、そこに追走を掛け2周使って単独合流。
そのタイミングで前から2名が落ち、残る1名
に自分が合流しての先頭は2名に。
確かこの時点で残り17〜18周残っており、自分と先頭で逃げるその選手は、力に置いて抜きん出ており、周りと比べても次元の違いを感じさせる実力の持ち主でした。
Photo by T.Yusuke
そんな元チームメイト、糸川選手と残り周回を重ねに行きますが、この時の自分としてはもう一度集団に吸収されて、振り出しに戻しても良いと考えており、集団や展開が不安定な中、ゴールへ近づきたい思いがあり、
また、そう言った展開の中で最後に抜け出せる勝算を持っておりました。
Photo by T.Yusuke
更には現チームメイト吉岡衛選手が集団にいるので、彼の長けたスプリント力でこのレースを制するのも本望でした。
ただ、あくまでチャンスがある限りは自分が獲るという気持ちの元、戦況を見極める事に。
Photo by T.Yusuke
おそらく逃げを確定させて、どんどんペースを作っていきたい糸川選手。
自分は同調をせず消極的な先頭交代に徹しましたが、正直心苦しさがあり、脚よりも頭が疲れる我慢の時間。
糸川選手はこちらの走りに苛立ちを覚えたかもしれません。
良い証拠に昨年、自分が単独で逃げていたラップタイムより遥かに遅く、気持ち良く走れていないのが見て取れます。
吸収されても良し、2人での勝負でも良しと選択肢を多く持てた事から精神的な余裕がありました。
結果的に集団は追いついて来る事無く、ラスト周回に入り、最終コーナーで横並びのスプリントを開始。
糸川選手はロングスパート型でスピードをキープしてモガけるので、彼より体重が軽い自分は初速で先行ぎみにモガき、再び横に並んでくるのを待ち、モガき直す方法を選択。
やはり強い彼のロングスパートに、こちらも必死の思いで踏み込み、かなりの僅差でゴールラインを交わし切る事に成功。
Photo by西村さん
後続では吉岡選手が集団の頭を獲り、チームで1位と3位という結果に嬉しい気持ちでおります。
Photo by T.Yusuke
それ以上に、日頃よりチームを支えて頂いてる皆様や、自分がお世話になっている皆様へ、感謝の気持ちを結果報告という形でお届け出来る事に、喜びを噛み締めております。
主戦場としている実業団で、更に良い走りが出来るよう、後半もチーム一丸で戦いますので、引き続きご声援頂けますよう、よろしくお願い致します!
今回も自身が監督を務めるエリートツアーのチームメンバー達のサポートの傍ら、午前に行われるC1クラスに出場致しましたが、所属の中尾選手が中学生クラスにて優勝と、目の前で良い刺激を頂き、自分のレースに臨めました。
その後の実業団レースも選手達が活躍を見せてくれ、自身の力の源にもなっていると感じる1日でした。
最後になりますが、同日に開催されたインカレにて、出場選手が亡くなられた事について、心よりご冥福をお祈り致します。
と、これはチームに提出したレポート。
嘘も無いですが言ってしまえば、人様に読んで頂く仕様。
間も無くチームからも投稿してもらうはずかと思います。
本音は他にありますが(嫌な意味では無く)、言葉は誤解を招きやすいので、神経を使います。
時間を見つけてその本音な部分を、また記していきたいと思います。
バレないようにではありません。嫌な事を書く訳では無いので。
SNSでの使い分けです。このブログが1番発信力が低いはず。。。と信じて。