極めていく

開幕初戦、そして二戦〜三戦目と終了。

結果は…とか内容は…とか言う以前の問題。

 

その問題を問おう、無問題で臨めるレースは逆にあるだろうか?人によってはあるだろうし、無問題はそもそも当たり前かもしれない。

はたまた問題を抱えながらも結果を出していく世界かもしれない。

 

最後の言葉を当てはめて見れば、自分は問題を乗り越えていく力が弱い事になる。

それは否定しないが未然に防ぎ、問題を最小限にとどめる努力は怠っていないか。

ここも弱い。

この辺が気持ち構え一つでスムーズにはいかない。

練習でただがむしゃらに踏めば良い訳ではないと似ている。

 

加齢、仕事、食事、睡眠、交流。

生きていく上で切り離せないものがあり、優先しなければならないものがあり、自転車の優先順位を下げざるを得ない事が多々起きる。

 

でも気持ちの中は自転車が1番に来たりする。

 

今はその1番な自転車に乗っている時が「自由だ!」とは限らない。

けど自由を手に入れる過程かもしれない。

極めるのは難しいが、その門を叩いた気はあるし、扉を開けた感触はある。

だからまたペダル回して足の裏に擦り込ませていく。スピードに乗せていく時、スピードをキープする時。

息も絶え絶えな域で重力に逆らうしかない。

続く九十九折を行った先をイメージして、レースで走る自分をイメージして。

極めるに極意あり。