着地しない競技

今週火曜に40分ランをした。

自分の場合はジョグレベル、いやそれさえ怪しい。

走る事は好きでも無いが嫌いでもない。

ただ自転車乗ってる今はどうしても避けてしまうし、自転車のパフォーマンスを只々下げる行為としか捉えられなくなっている。

自転車ばかり乗っていると着地運動から遠ざかり、歩くだけで普通の人より疲れやすくなるのは選手あるある。

骨密度も下がるし自転車選手は中々の犠牲を払ってると言えるかもしれない。

先に述べた「自転車のパフォーマンスを只々下げる行為」についてだが、それは短期的な目線でしかなく、着地運動不足だからこそ偏ったバランスを補う程度の刺激は必要。

それに着地運動から遠ざかると言っても、必ず歩く場面、地に足を付けて自身の体重を支え続ける時間からは逃げられない。

仕事をしている自分は一日中動くので疲労感に日々襲われてる。

結局そこで脚の疲労を抱えて練習やレースを走ると、ベストコンディションからは掛け離れてしまう。

そこで意識する「疲れにくい身体作り」。

自分は今、まさにその過程。

正解や不正解を沢山試し、自分に合った量や質、アプローチの仕方を探している。

失敗の方が多いが、それは統計を出してより精度を上げていく過程なんだと思えば、明るい未来しか見えない。

しかししかし、それに費やす時間と老いていく肉体とでスピード勝負が行われている。

この感じでいくと大丈夫だ!と思っていたのは1年前の肉体を基準とした答えであって、その1年の間に答えは大きく左右に触れ、一気に遠ざかっていく。

常に耳を傾けて、研ぎ澄ませて、感じ続けないといけない。

何とかなるのは10代と20代前半まで。

 

という事で本日34歳になりました。

34年間もまず生きれている事が、本当に凄い。

それぐらい命は特別なもの。

感謝してまた歳を重ねていければと思います。