随分とまたご無沙汰になりました。
七転び八起きという言葉が相応しく、進んだと思えば後ろに下がり、自分の身に降りかかる事にてんやわんやしておりました。
生きている以上、一喜一憂があり、その時々によっては喜び噛み締める事もあれば、また怒りに溢れてしまいそうな事もあります。
ただその時の感情に身を任せていては成りませんので、人を愛し慈しむ心や、元を辿れば全て自分が選択してきた道によって成り立っているのだと、困難を有り難く受け止める他ありません。
…とつい話が長くなりますが、今回は練習日記。
アワイチ、アワニならぬアワサンをして来ました。
淡路島を自転車で一周する事をサイクリストの間ではよくアワイチと言い、サイクリングはもちろんトレーニング目的で島へ渡航する人は少なくありません。
1周が約140〜150㎞ですから今回は×3周で439㎞でした。
夜は23時スタート、その前に今回行ったのは土曜夜23時〜日曜15時終わりでしたが、金曜の夜22時から土曜16時まで寝倒しました。
平日の仕事疲れが溜まっていたのでそれを取るべく、土曜日中の練習を諦めたんです。
その甲斐あって身体は珍しくパワー漲りました。
1周目と2周目はとにかく力を使わないをテーマにはしりましたが、夜間だと車ストレスや、信号の引っ掛かりもなく、風も優しいと来て、非常に少ない力で走る事ができました。
要所で足を回し続けるダルさに襲われ、回転練習から遠ざかっているなと痛感。
重いギアに頼りたくなりますが、3周目に全開走行を考えていたので軽いギアは積極的に使う事に。
3周目は11時スタートぐらいだったので交通量かなり多く、気が引けましたが洲本までは殆ど車の流れに乗ってしまい意図せずペーサー状態。
ズルした気分にもなりますが、流れに乗った方が返って安全かという気もしたので遂行。そう言う前に休日の交通量の多さが半端なく自転車が路肩を走る隙間は無いに等しかったです…
一応300㎞近く走ってからのペーサーなので、いつもと勝手が変わり逆に足が終わりそうな恐怖との闘い。(というか終わった)
後半の五色や郡家辺りも若干お世話になりつつ、脚はキンキンでした。
各登りはとにかくモガきの繰り返し、入り口でモガイて耐えながら休んで、またモガく。
結果的にこんなによく身体が動くとは微塵も思わなかったですが、良い条件が全て揃った事の上に成り立った気がします。
巡航は元々、得意意識がありましたが(低レベルながら)練習会で牽き比べをしてもロードレースで勝負に関わる瞬間パワーの練習が疎かになるため、モチベーションがあまり持てませんでした。
今回は体力テストみたいな感じで取り組んだので、ずっと速く走るメンタルは高い所にありました。
先にも述べた通り、最高の条件下で起きたミラクル要素が多いです。
自分よりも、もっと強い人は沢山います。
淡路島に行けば必ずココ↓
自転車はやっぱりやめられそうにない。