「うれしいのすり替え」




土曜、ぼくにとって1番頑張る日。
頑張れるよう木、金に気も使っている。

けど最近サラ脚過ぎてもダメなんですよねぇ。。
1〜2時間を許容範囲にある程度
乗るようにしてます。
疲れは残さない範囲だけど、
筋肉に張りを作る、この調整が実に難しく面白い。


朝8時にみとろ、ギーチさんに誘って頂いた。15周走りませんかと。
なるほど100キロの練習ですね、と
一緒に走らせてもらう。

ギーチさん、Jさん、カズさん、
ぼく、ノマ君、ノマ君はぼくが呼んだ。

ぎーちさん、カズさんは沖縄の100キロに出るという事で、この練習に。

大人な事情だそうで明かせませんが、
素敵な方とも久しぶりにお会いできました。

さぁスタート、15周と聞いていたが
10周に。
強度重視というよりは淡々とこなしていくペースで。
5人とそう多くないので長めに牽くようにする。淡々の中でもメリハリ大切に。

登りをひとつ抑えて、平坦、下りは踏んで。

3周目から途中合流でカズさん。
しかも元気、こりゃ荒れますよ。
大歓迎ですよ。

5周目、長い下りに入る前の登り返しで、
ギーチさんが停止、チェーン落ちだそうな。
たまたま気付いたのがぼくしかいなく、
2人のが力使わずに追いつけるので
ギーチさんを待つ。

復帰大作戦。
30〜40秒空いた、美味しそうなミッション。

ぼくだけが力使って、後ろは楽で居れる区間があまり無いので差はつまってもジリジリ。
5分、10分掛けて追いつけばいいと思っていたので気持ち的には焦りなく2人で
6周目突入。

平坦でペース作る、抑えて登り入る、
後ろのぎーちさんの息遣い聞こえる。
でも頑張ってもらうしかない。
平坦、またペース作る。
完全な下り、牽き倒す、気配が消える。
後ろ見る、離れている、待つ、再合流、
登り区間入る、稼ぎ所失う、はぅぅぅ。

7周目、ギリギリまで頑張ってもらったが
身体の言う事が聞かないのが伝わって、
墓地登りから1人で前を追う。
その地点で時計確認する。
11分前半目指しでとりあえず。

軽く1分開いてるぜ、間に合うか。

8周目。

結果1周で追いつくキャッホイ。
時計見たら11分17秒キャッホイ!
メチャキツイ。

頭フラフラ、上半身ブレブレ、
ヨダレ垂れ流し、けどペダリングだけ
真っ直ぐ上から落としてそれを引き上げ続けた。

最大心拍数に限りなく近いので、
呼吸が乱れ、声がどうしても漏れてしまうので、それで皆が合流に気づく。
恥ずかしい、けど頑張りたい。

合流後、墓地登り、何もできないので
とにかく食らいつく。
平坦、全力で休む。
脚は終わってないと感じて、下りから
一緒に回る。
カズさんが離れてた。

緩斜面区間、先頭で自分のペースで。
ちょっとした頂上でノマ君が離れたのでそのまま踏んでスピード乗せてからJさんに代わってもらう。
交代する時にギーチさんの状況と経緯を伝える、ホウレンソウですよ、報告連絡相談。

脚が攣り出す。

9周目、Jさんと贅沢なランデブー開始。
下って平坦、あ、あ、あ、脚がスカスカやないかーぃ‼
けど長めに牽くようにサボりつつ頑張る。じゃないと攻撃されると思ったから。
墓地登りで代わってもらったら、
Jさんから千切れそうになる。
ペースの上下とかJさんから意図は伝わってこないから、単に同じペースに対してぼくの免疫が弱まって、疲れ=ペース速いになっているだけ。
練習としては良い所まで追い込めてる事だから、これをモノにできたらデカイなと考えるようにしたら力湧いて鼻水も出た。

10周目、何故だか正確に周回を数えれていた、間違いなく合ってる。
Jさんとラスト周を確認し合う。

平坦、変わらず似たペースで。
少し静かだ、風の音だけ、それも強い向かい風。心の中では駆け引きが始まってる。

組み立てていた。

最後のスプリント区間は路面も悪く、
自分が伸びない可能性ある。
そしてJさんはスプリントも強い。

だからスプリントにならずに
10周を終える方法はアタック。

ぼくのエセアタックは大体見透かされているので、いつもと違う場所。
下り切って緩斜面区間に入ってすぐのポイントを選んだ。

Jさんの後ろから物凄いスピード差…!
…のつもりだったが自分でも驚く程に鈍い、が維持はできそうなので20秒程ダンシングで踏み続ける。

一度後ろ見る、Jさん迫る。
ここで心を折らないと自分の良い所が無いので最終コーナー切るまでギャンギャンに踏む。

自分で自分に興奮する。
苦しい!楽しい!大好き!

差は何とか開く事ができたけど、
最後まで妥協しちゃダメだと、
スプリントでゴールをした。

出し切った。



Jさんにお礼を言う。

ポツポツと皆さんが帰ってくる、
ありがとうございます。

ぎーちさんは脚が沢山攣っていた。
良い事ダトオモイマス。

皆さんとお別れ、ノマ君の反省を聞く。
この日頑張れなかった理由が彼なりにあるんだが、理由の数が多いのでぼくはあまり聞かない、いや聞くが一個一個覚えない。

体調とかは本当にパフォーマンスを左右するから、その日の好調か不調かは確かに大きい。
それはぼくも経験があるし、
その部分を言うつもりはないや。

 「“そんな事ばっかり言ってるね“ と
言われないようにしなきゃね」とだけ
ゆったら「そおっスね」と。

カワイイ奴だ。

そんなノマゾーと追加練の予定だったが
○○が○○だから○○らしく1人練。


加西に行って三坂の周回、
長い時間を頑張るのはできないので
5分からの1分、これをひたすら。
5分耐えて1分をフルで、回復したら
また5分耐えて。。。


ボリュームは意外に?丁度良かった。
台風前なので少々オーバーワークぎみでもと思ってたが、キリが良かったな。

1人でも走れるようになってきたが、
孤独だな、あっはは。