色褪せるレポート

f:id:magatama99:20211012223319j:imagePhoto by Sizu furusaka

 

忘れないうちに書き留めておきたい。忘れる事は無いけど記憶の中だけだと自分の都合に良いように覚えてしまう、もはや手遅れか。

 

群馬3連戦、金土日開催のため社会人ペーペーライダーな自分は、金曜仕事終わりに車で夜通し群馬へ移動し土日のみ出場してきました。

 

土曜はいつもと逆回りの距離短め、試走を一周する事ができたがレーススピードにならないと分からないので、ほぼぶっつけ本番。

スタートからペースは落ちる事なく、自分にとってはずっと辛く余裕が無い状態、しかし前でチーム単位でまとまってペースコントロールされていたので、淡々とキツい感じ。

集団前方が楽であり、何かあった時に動けるメリットがあるがそこまで足を動かすのを躊躇する、絶妙な疲労感。

 

力不足を痛感しつつ、最後尾付近で千切れる人を避けながらヒラヒラ。

残り4周を切った辺りで前に上がり、チーム内で今最も強く、結果も出しているオオマチ君の近くを目指す。

今年から同じチームになったフジオカ君、オオツカさんは安定した位置に、木原君はやや初日の疲労を感じる顔つきだったが、得意の登りで位置をリカバリー。

そして引き続き前を目指した結果、写真の位置まで上がるもそこは席順が決まった場所。

何しに来たんだい?と言わんばかりの視線をガチプロライダーから向けられるも、空気読めてないキャラで押し通すと決め居座りラスト2周まで。

最後は一段ペース上がり、後方に落ちてしまいつつゴール。

オオマチ選手の風除け、場所取りを意識したが自分の走りの粗さと、まだまだ今の信頼関係では自分の背中は乗れたもんじゃない。

 

今まで自分の身のみを案じながら走っていましたが、現在のチームでは自分が何が出来るか、どう貢献できるか。

あくまでチームスポーツとして臨んでおり、個々のバラつきや何より自分の力量もまだまだ未熟な理由から、他の国内トップチームに肩を並べるには至っておりません。

 

だからと言って目指さないようでは、トップカテゴリで走る意味や、支えて下さる方々と喜びのシェアが出来ません。

自分が成長する環境としては、これ以上ない場所だと感謝しつつエネルギーの源になっています。

 

今の所、色褪せてないであろうレポート。