『見える壁と見えない壁』




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白浜

TT   33位        クリテ14位



TTで追い込んで走れませんでした
クリテでレースを走れませんでした


つまり1番にゴールに
飛び込む欲が持ててない走りでした。




TT前のアップ時から
とても走れる状態じゃ無いコトを思う

それでも他で補い、無駄を最小限に
削ればタイムが出る地脚はあると
もう走るしかないその時の自分に
とっては良い気持ちの状態に
ひとます持っていく。


けどダメだった
走り終えて
お尻が腫れ上がるように痛む。

翌日のクリテリウムを走って帰るので
ダウン〜アイシング〜保温、
やれるコトをやって次の日





今回は処刑人と一緒に動いた。
おかげで車内はヒマにならず
長時間運転もホホホイでした。

ホホホイ。


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夕飯は誘ってもらって
NASUのビアさん
ケベルさん
リョーマ君

と一緒に和食、魚料理を囲む

慣れない地や遠征で
沢山声を掛けて頂いて
こういう所が気持ち的に大きかったです

助けられました。




2日目

クリテリウムE3は2組に分かれる
ボクは1組目、10:10スタートが遅れて
10:15くらいに走る


ドンと上げられ、下げられるのが
身体が辛いから集団では前方に。
もう一つの理由は前で分裂&逃げが
あれば動ける位置に居たかった。

風は追い風と向かい風
超、が付いてもいいと思う

向かい風区間でダンゴになり
追い風区間で縦に伸びる

25㎞/h〜50㎞/hがひたすら続いた


この日の自分の状態でできるコトを
探し、試すが1番踏みたい所で
どうも踏めない。

それが最終ラップで微妙な位置取りを
下げていき優勝争いには絡めなかった

もう誰かがゴールしてるのを
分かりながら行うスプリント。

練習のようにもう1回は無し。
まだ上にカテゴリがある以上は
成績が絶対という条件下で走ってる

レースが水ものだと思い知る。


今回レース中に起きた落車は3回
全てが最終ラップ。

1回目はコーナーで
一気に集団が広がり
豹柄ジャージが見えた

残念だが気持ちを切り替える

その後も皆フワフワし出して縦続く。
一度ボクの目の前でも人とバイクが
横たわり、釜のように足元をスクって
ダメ元で真上にジャンプしたら回避していた、沖縄を思い出す。


同じ組のモジュマの優しさ番長は
最終ラップに横から一気に番手を
上げていく姿がボクにも見え、
最高な運びだっただけに惜しい。

どこで誤解を生んだか分からないが
クビどころじゃなく、これからが
楽しみな選手であり
チームに必要な1人に間違いない。




2組目は処刑人も走る

ボクと同じような位置で走り
同じ周回目でアタックをして
同じ程の順位でゴールしたため
後で2人の笑い話になってしまった

けど笑いながらもお互い深い所で
悔しい気持ちがあるのは言うまでもない



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エース様はE1で2位を獲った

手前の数戦の結果も関係してからか
分からないが
ホッとした表情が印象的だった。
ボクには分からないプレッシャーが
普段からあるはずだ

立ち位置だって違う
もし同じカテゴリになっても
勝てる選手は変わりない

ボクは勝てる選手の横で
働く選手になるタイプだ



これはどうやっても仕方ない

自分が勝つコトに最大の魅力を
感じれないのだから。

けど、だからこそ走ってる。





Fで走るお春さん
E1で走るエース様の間は
素人カメラマンに徹しましたが

レース後のお春さんの涙は
まだ頭に残ります

ボクはレースで泣くコトが
あるんだろうか

泣くようなコトを
できるんでしょうか


涙が事の全てではありませんが
何か大切なモノを見た気がします。



『走り終えて』

ボクは得意じゃないレースで
もっと走れないと思っていたから
色々掴めた気持ちの方が多い

色々な分野で自分のタイプを考えずに
レースで揉まれたいから
ボクはこれからもクリテリウムには出る



そしてコンディション。

とにかく休息を作りながら
向き合っていく
『限られた中で走る』はボクも
同じだろう、きっと。

本気で走ってるチームの人達にも
申し訳ないので、上がれる術を
使い果たしてでも上がらないとな。

練習でもなるべく相手になるように
走らないと。













風は見える壁でした
分かりやすかったです



見えない壁ですね。






終わりまっせぃ。