『だから許して下さい』




1/3.4.5.の3日以降の続き。
ちゃんと最後まで書いとかんとね。
文章力はないけども。



初日は約70㎞。内容は高強度めにゅー。
練習終わりエースとお春さんと3人で
ガストでたんぱく質補給=お肉。

エースは京都へ帰宅、ぼくはお春さんが泊まる明石の宿まで送る。

4日、朝7:30に迎えに行って
一度ぼくの家で荷物置いてスタート
8:30ぐらい。

前の晩に予定ルートを組んで
その基本ルートを
時間、疲労、天候次第で変えていく
つもりで。

無理なペース配分では行かないから
大きなミスが無ければ200㎞走れる。

走りのテーマは一定走。
平坦はぼくの後ろでお春さんの心拍がLSD域になるように狙い、
上りなど心拍が高まる所でも80%以内でクリアできるように。


無理なく。
力を抜いて。
力を出し続ける練習。

もっと言うと力を出すのが
最大の目的では無くて、
血の巡りを良くするとか、
走りの癖を見直すとか、
そういう側面が沢山ある。


最初の休憩は50㎞ぐらい走った所で。
篠山のローソンで補給する。
ここに来る30分程前から雪が降り出し
身体が濡れ、路面もウェットで天候としては良い条件とは言えなかった。

あまりに寒過ぎてすぐに出発。

篠山から西脇へ抜けて行くが
気温が低く身体も冷え、筋肉が温まらない、けどぼくが牽けばお春さんはついて来てくれるし、頼ってくれてるのが分かる。

この日は頼りがいある背中を作る事に
集中した。


二度目の休憩は東条道の駅で。
室内だったので少し長めに休憩した。

日の落ちが早いので時間を気にする。
コース変更はいくらでも効く。

要は200㎞走らせたいって思いがある。

後半150㎞以上消化してから
残り50㎞のルートを再編成し直して
日の落ちギリギリまで走る調整で行く。

最後の休憩を淡河道の駅横のコンビニで
取ったが、その手前の向かい風区間が
何とも言えなかった。

それから家まで向かうが、
家に着く数十分程ライト点灯で走った。

無事200㎞は越えた、
約8時間、Ave25㎞/h。休憩3回。

脚を回し続けたな〜って印象。
先導で走らせてもらってぼくも
脚の疲労が大きい。

この日はキレイな平坦を選ばず
緩斜面や登り返しのコースを選んだ。

どっかでモガイたりしなくても
淡々と脚を止めずに走るだけで
気付けば脚が無くなるような感じなので
途中、特に後半に掛けてお春さんが
ペースダウン、もしくは千切れる事も
考えていたがこの日ずっと離れなかった

場所によっては後ろで脚を余らせてた。
これは男女の差とかそういう話では
無くて、この日のメニュー自体、男性でも千切れる人は千切れる。

そこを抑制効かせてぼくのメニューに
付き合ってくれたのは嬉しいし、
何かを得たいって向上心が伝わってくるから、一緒に走らせてもらうぼくが学ぶ事が沢山ある。

帰宅後、着替えて2人で淡路島の宿へ。
エースと合流後、夕食食べてこの日の内容振り返って。

この日、走ってる最中はお春さんとの
会話は少なかった。
それはかなり集中して取り組めてた
良い証拠。

嫌な沈黙じゃなくて、最低限のやりとりでコミュニケーションが取れて、
それが会話をしないレベルまで
達していた事だとぼくは思ってる。

実際、ぼくはお春さんと過ごす時間が
心地良かった。




1/5、3日目

ホテルから出発して1周スタート。
ノロさんも機関車役で上陸、合流、4人

ぼくとお春さんはツキイチで。
エースとノロさんが先頭を回す。
ペースは一定。

登りは会話できるペースで。
けどぼくにはそれでも辛かった。

平坦、登り、下りと後ろから見ていて
お春さんの身体の軸が安定してるのが
目に見えて分かる。

ブレないなら苦しくなっても
持ち直せたり、支えられる。

これを3日連続で走って最終日に
しっかりやれてるんだもんなぁ。

ぼくの知る限り、男子でも崩れる人は
あっという間に崩れる。
2時間も止まらずに走ってれば
体幹を失ったように上半身が暴れて
ペダルに体重を乗せれない人は沢山いる

ぼくも油断すればなりかねない。


この日も確か休憩は3度取って
150㎞走った。

3日で500㎞というのはあくまで
目安だったので連日ぼくの中で
最優先では無かったが、
やはり500㎞というのはキレイな数字。
ひとつの達成ラインを逃す残念な気持ちは本人にあったかもしれない。

何より初日にぼくの予定に合わせてもらい午後から走った事もスタートの出としては良くは無かった。

とても悪いなと思う、
お春さん、ごめんなさい。
次は初日から距離も強度もハードなの
用意しときます。

そしてこの3日間ぼくにとっても
基調な練習機会になりました。
ご一緒させて頂いてありがとうございます。
時間を合わせて来てくれた
エースやノロさんにも助けられました。
ありがとうございます。





冬に自転車選手は作られる。

この冬は何人作られていくんだろう。