「愛されシミズさん」



ぼくのチームの拠点は京都にある監督のお店、少しでも褒めてもらえる内にと
火曜の夜に行ってきた。

その事をシミズさんにも伝えて、
お店に着いた時にはもう先に居てくれて、エースの姿も。

時間の流れは早かった。

あの時のあれは良かった、悪かった、
こうした方がいい、ああした方がいい、
っていうのは失敗をしないと出てこない。
思うのはぼくとぼくの居るチームは
ひとつの結果や勝利に満足する事なく
攻め続けていかないといけない。

ぼくは弱気だ、弱気だった。
今でも弱くなる時がある。
けど強気を覚えた。

その強気で走って少し形になってきた。

シミズさんは弱気だ。
そのシミズさんは感染しつつある。
弱気菌から強気菌へ。
ぼくからシミズさんへ。

そして次はシミズさんから誰かへ。

バトンは渡したつもりです。
よろぴくりん。


監督、チーム内で1番ロードレースを
知ってる人。
そしてそういうのを説明できる人。

ぼくに関してはすごく気を使ってもらっていると思う、物事をハッキリと言う人だがぼくには言葉を選んでくれている気がしている。
だからこそぼくの走りが良くない時の
監督の言葉は大きく、こんな事を言わせてしまった、という感情になる。

ぼくは人を喜ばせるのが好きなようだ。
人の期待に応えたい気持ちが強い。
ワンちゃんタイプ。

因みにエースに対してもほぼ似ている。
同じカテゴリに行くのに約1年待ってもらっていた、その間も掛けてくれる言葉は優しかった、一緒に走れるようになってからも失敗はフォロー、次はどうしたらもっと良くなるか考えてくれる。
そういう人だ。

信用してもらっている、
認めてもらっている、

単純なぼくにとっては十分な
頑張るエネルギー源になる。



お店で話していてシミズさんは
愛されているなと思った、
ぼくには無いキャラクター。


コーヒー、紅茶、カツサンド、梨、
どれも美味しかったですお春さん。
ご馳走さまでした。