「あれから」



岩谷3本、のつもりだったが1本のみ
箕谷側を。
1本目は計測、12分だった。

さぁ2本目と言いたい所だったが
区間内で2カ所も工事で片側通行だったのでやめる。

帰りを六甲国際ゴルフ場登りルートにして気持ちボリュームを足した。

12分上りは風がキツくて、落ちないようにするので精一杯&踏み直して1秒1秒の積み重ねだと思って登った。
全シッティングでやった、ぼくはダンシングが好きだから普段はシッティングで8割以上になるようにしてる。

しかし手応えと裏腹に12分を切っていなかったので正直萎えてしまう。

感覚ではいつも11分30〜40秒を
出している所で踏んだのだ。

こういう時にパワーメーターは役立つんだろう。外で走れば地形もさることながら風やその日の体調、シチュエーションで左右されてしまう。
その中でしっかり強度を守ったかどうかを確かめるにメーターは助けになる。

ただ今日に関しては風の仕業だと
自信持って言える、全く進まなかった。

ぼくはサイコン類は付けずに走ってる。
スピードも見ない、心拍も見ない、
アベレージも距離も斜度も、
そして出力も。
つまり何も付けてない。
あるのは携帯か腕時計。

最初はパワー見てた、借り物のSRMで。
約1年。
次に心拍メインで練習した、約1年。
そして数字見て走るのをやめた。
それからもうすぐ2年経つ。

これがぼくの競技歴。


数字を見ない事は時に遠回り、
けど正しく近づいてる実感がある。
数字以上の指標がぼくの周りには
沢山ある、これが大きくて大切。

ぼくは今を生きているんだけど
今を急がないんだ。
だから数字という細かさに対して
かなりルーズだな。
代わりに感覚を研ぎ澄ます細かさには
耳を傾けるし、妥協したくない。

その人にとってのベストが必ずあるので
十人十色、しかし自分がこういう状態に行き着くとは思わなかった。


ただ今日は少し不便さを感じたな。
やっぱり欲しい、戻そう、とかじゃなく
使ってた頃を思い出した、
それだけの話です。