「上巻」


沖縄まとめます。
展開どうこうと言える走りはできなかったので、レース中の出来事振り返りレポですね。

市民210km 
順位  26番
出走 374名      完走 114名

スタートは例年同じくヨシムラさんと
前目に並ぶけど、直前でシード選手も入ってくるので結局100番以降。

緊張は無く、仲間と練習に行くぐらいの精神状態、けれど集中は今年1番。

天気がややこしくスタート時は止んでいたが走り出して30分も経つと雨が降る。
番手は下げて前に200人程、
前に上がりたいけどタイミングがあるので一時無理せずその位置をフラリ。

やはり道幅が狭くなる所では落車多発。
当然煽りを受け減速〜加速〜減速。。
一度自分の目の前まで迫る落車があり
ぼくでギリギリコケず、そして追突されず、倒れた人と自転車をすり抜けて再発進。
途中に中切れになりかけるが全力で猛追する人の後ろに入ってフラ〜リ再復帰。
焦る必要は無いので乗りやすい人や集団が来るのを待って脚を使わないようにしたかった。

もう一つ大きな落車が下りであって
コケた人の自転車が回転しながら自分の前に出現……。
バニーホップで交わして無事に着地。
昨年も同じ事しましたね。

半島回った辺りで道幅も広くなり、
ペースが緩んだので位置を上げていき
50〜番手ぐらいまで。
シライシさんが右側を使っていたので
勝手に連結、一緒に上がる。

普久川ダムの登りまで1時間を切っているので番手はもう下げない気でいた、
そして登り口は30番内で進入予定。

しかし雨と強い向かい風で集団が伸びず
後ろから人が上がってきては下がっていく、の繰り返し。
ペースが緩むから詰まってブレーキ、
再発進、ストレス…
でも皆先頭を牽きたいわけじゃないので
同じ事が繰り返されていく。

自分は先頭付近で登りに入りたいので
適当にローテに入るなりして前キープ。
ぼくの前にタカオカさんがいて後ろにはモリモトさんがいた。
ローテをちゃんと回せて、
真っ直ぐ走れていれば入れてくれる。
ぼくは前で位置し続けた。

トンネルを抜け1回目の普久川ダムの登りへ、20〜30番ぐらいの位置で入る。
ペースは自分にも耐えれる程で常に先頭が伺える所で登る。
自分にとってはキツいがこのペースが
速くない事は分かった。

昨年とは違いまとまった集団で頂上へ。
40〜50人目ぐらい。
下り切ると後ろからも合流してきて
大体100人ぐらいに。

イタコさんを見つけたのでご挨拶、
ぼくも居ますよ〜って感じで。
あまり余裕そうに見えなかったが
それもイタコさんなので判断基準にはならない。

奥の登りでは少しペースが上がり
回復し切れてない中、踏まされたので
ダメージの上乗せ。
2回目の普久川まで補給とりながら回復

この時点でバイクから
前の逃げと1分差を知らされる。

それが今回優勝した香港の選手。
確か2011か2012年のTOJに出ていて、
修善寺ステージでワンカンポーの勝ちをアシストしていた。
それが記憶に新しくぼくはスタートリストで名前を見た時から知っていた。

教祖様風に言うとちょっとした
モノホンの選手です。

タイム差を知らされた所でぼくの走りは
残念ながら変わらないので集団後方待機。
そのタイム差はすぐに1分半、2分と
すごい勢いで広がっていった。

ネクストのイケダさんが居たので、
初めましての挨拶、「イノウエ君の友達です」と言ったら名前を知っててくれて
「という事は君も鬱か?」と聞き返されたのでぼくは違います、と。

シライシさんが下がってきて
30分近く横並びで集団の後ろに居た。
そのシライシさんが後ろの地元選手と
話していてもうすぐ2回目の普久川ダムだよと言うのを聞いて先頭へ上がる。

前15人目ぐらいまで上がって一息ついた所で登りへ、マリーさん達が応援で立っていた、目立たないジャージですみません。

3分差の逃げ、
そしてぼくの居る集団にはタカオカ選手、モリモト選手、中村選手、清宮選手、等々…
当然登りでハイペース。

上記の選手達を中心に6〜7名が抜け、
ぼくはここに入れなかった。


とりあえずここまで。。
後編、書けるかな。