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evolution.com

翼製作所

「自分にワクワクできるな」



昨年、一昨年は無謀な
夏の過ごし方をしていた。

社会人にとって効率は大切、
夏場に長距離、長時間自転車に乗ると
“おれ頑張っちゃったかも“というのが
ある割には練習の質が低いのが落とし穴

自分もこの穴に落ちまくったけど、
多少暑さに対する根性みたいなのは
ついたのかもしれない、
いわゆるひと世代前の根性論。


今日(火曜)は少年と練習。
夏休みで学校はないから
バイトの無い日に一緒に走ろうと。
ぼくもその日は丁度仕事が休み。

朝9時、朝がどうも弱いそうなので
遅いスタートにした、
天気も曇りだからそんなに気温も
上がらないだろうと予想して。

行き先は八千代方面に。
予想に反して湿度が高く汗が出る。

〜八千代までぼく先頭で。
若い人は“頑張り過ぎる“事があるから
自転車に乗ってる全ての時間を
全力やそれに近い力で行こうとする。

走りやすい道に出てから練習するぜ、と
伝えて八千代まではリラックスして行こうと。

行きは追い風だったので
よりリラックスして走る。
風が横に暴れるので、
こりゃ帰りヤベェなって。


八千代〜金蔵寺  約10㎞

ひとつ目の練習区間、
やや登り基調が続いて最後にグッと
斜度が上がる、交通量が少なく集中しやすい。
時間にしたら15〜20分、
頑張る時間はたったそれだけだよと
少年に言う。

スタートの合図して牽いていく、
30〜40秒ぐらいで交代する。
5キロ過ぎたぐらい、少年の牽きが短くなってきたのでそこから徐々に上げて行ってピーク手前で交代の間隔を早く。

ピークが近づくのを雰囲気で伝える。

前に出して、少しでも牽きが弱まったら
すぐに前に出て、また前に出す。
ぼくも苦しいが2人でやる練習には
コレが良いのを知ってる。

しばらく続けて前に上がって来なくなったのを見て、加速して、さぁ付いてこいと。

諦める音がした。
気持ちで先に切れやがったな。
甘いな、若者よ。
いや、ぼくも少し若者なのだよ。

〜高坂  2キロ6%ぐらい。
登り口まで回復しようとインナーで。
大体の距離言って、自分のペースで登っていいよと伝えスタート。

良いスピードで登っていって
後ろのぼくも楽じゃない。
2分程刻んだので
先頭出て同じペースで牽くようにする。

少年遅れる、
それを一度待って、またペース作り直してゴールまで。

登りで人の後ろにつくのが苦手だなと
言ったら苦い顔をしていた。
先頭で登ってる時すでにキツかったですと。

湧き水で水を足し、反対側へ下る。
下って新田方面へ、ふるさと村まで行かず手前の休憩小屋でコーラを買って休憩
年を聞かれたので25だよと答え、
もう18になったか?と聞き返したら
まだですと返してきた。
ぼくは17歳と練習してるのか。

山の中は寒かったので川遊びは今度にして、ここで折り返し、高坂へ。


高坂 反対側  1.8キロ 8%ぐらい。

入口から先頭で。
少年がリズムを作るまでいきなり上げずに淡々と刻む、ある意味1番辛い所。
斜度が緩む所で少し上げて後ろを見たら
頑張れそうな顔をしてたがギリギリ感も
伝わった。

そこからは落とさないようにして
徐々に踏んでいく。
斜度が上がるから腰上げてキープする。
さぁ行こうぜ!と後ろの少年の方を見ずに言う。

トンネル見えて変速して加速する合図して、あとはぼくも全開で。

少し離れた、けど殻破っていたのが分かる。
流してると、追いついて来た少年に
やりゃあ出来るじゃん、と言って
良い顔していた、

何だか嬉しくてさ。

そのまま下って金蔵寺登り口に。

金蔵寺 〜八千代
距離は短いけど斜度がキツイ。
登り手前の平坦を先頭で牽いていって
登りに入っていく、
6九十九折の内、3九十九折ぐらいで
少年が離れるがそのままペース落とさずに頂上へ着いて、待たずに下りへ。

流しぎみに下りながら待って、
少年が見えて、少年にもぼくが見えてきたらまた踏み始めて追いつかれないように走る。

後半になるほど辛いから前半の内に
たとえキツくても追い上げる方が良い、
さぁ来い、と走ってた矢先に姿が見えなくなったので待って少年がやってくる。
携帯を落としたらしい。

少し喋って、加速と巡航移行の練習。
40キロぐらいでぼくが牽いて
その後ろから一気に加速して、
加速したらそのスピードを5〜10秒維持。

2本やった、超向かい風、
まずぼくが40キロまで上げるのがキツイ、
1本目でもっと最初の5踏ぐらいを
ガシガシ踏んだ方が良いと言って、
2本目にそれが凄く良くなったから、
今日はこれぐらいにして今度これを
10本やろうと言った。


八千代〜
穏やかに帰りたかったが
爆風だったので先頭で牽いて走った。
少年にはもう休んでもいいよと言って。

ぼくが頼りない時は
代わりに助けてくれな。


ぼくが17の時は何も考えて無かったな。
好きなもの、頑張れるものがあるって良いな。