脚も回せば風に乗る

3日。休み。朝にチョロっと45㎞。合宿に付き合ってくれた1人である翔ちゃんマンが、一足先に宿を離れるので空港までお見送り。

時間があったので観光もしたが、自分は歩く気力もなく2人のお土産買い漁るスタミナにただ脱帽。

翔ちゃんマンが何故かぼくにって海ぶどうを買ってくれた。とにかく良いやつ。

f:id:magatama99:20200106173701j:image沖縄に来たら立ち寄るお店を教えてあげた。というまでもなく有名だが美味しいと喜んでくれたようで、こちらも嬉しいんですねコレが。

 

4日。朝から190㎞、同じく合宿に来られていたVC FUKUOKA様の練習にお邪魔する事に。

ペースは比較的一定、その淡々が連日焦げ付いた我々には返って辛いが、脚が馬鹿になっているのか動く。もう自分がわからない。

しかし辛いのは辛い、むしろアガったほうが泣け無しなりに脚を踏み切りにイケるのでは?と体にひたすら耳を傾ける。

皆、牽きが素晴らしいが共に練習に来られていたSHIDOの中尾さんの牽引が集団をパリっとさせてくれる。

70㎞程走った辺り、辺戸岬に差し掛かり奥へと続く登坂。ちょっとした登り返しを速度殺さず否したら中尾さんと2人に。

後ろは5人で脚の差はチラホラ見えていたが、暫く登り区間ゆえ、待ったとて。という正に自己中心的な思考でそのまま中尾さんにバトンタッチ。

中尾さんも脚は余っていたようで待ってましたと言わんばかりの牽引。30分程2人でペース落とす事なく走らせてもらいましたが、こちらもギリギリ。とても強く以前から一度ご一緒したい気持ちがあったが、いざ走って感じたのはペーシングや相手の呼吸、路面、微妙なライン(砂利や凹凸など)の読みが、お互い同じ感覚を持ち合って臨めた事。走っていて苦しいが実に気持ちが良かった。

もしかすると中尾さんの強さで、こちらの弱さを知らず知らずカバーしてくれていたのかもしれませんが。

無論登り頂上では2人で潰し合いはお約束。そこから3分以上空いて後続が合流。

脚はすでに満身創痍。

と思ったら最後、羽地の登りでヒムロ君がスプリント勝負しまひょ〜と再び昇天。人の力は偉大なり。

 

5日、208㎞、朝から。

始めの50㎞を3人で。一緒に合宿している小林さんのお知り合いという事で、現地の方と。

別れてから150㎞をこれまた無の境地。