目的とか優先とか

夜練で落車が起きてしまった。

2キロ程の長方形周回、それまでにすでに20周程していたが皆んなが左折する所を、1人真っ直ぐ走ってしまいガッチンコ。

恐ろしいまでに軽傷なのは幸いでしたが、自分も真後ろだったのでドギマギしました。

これについては本人のミスが大きいが、この日初めて来て走ってくれたコで、自分を含め慣れないメンバー、コースも誘発させた要素。

走り方としてはメニューを決め走者並び順も決めていたが、メニューをこなしていく段階で並びが一時的に入れ違いになったタイミングでもあり、そういった要素が一番悪い重なり方をしたとも考えれる。

 

今までに無いパターンだったが、人が増えればそれだけ走りのクセも重なり合い、時に最悪の形で襲ってくる。

その起きる前までに本人のコーナー速度など技術量も図れた部分があり、後半に行く(集団速度が増す)につれ『コーナーで無理しなくていいよ』と全体周知を掛けたが他にもっとやり方があったのでは?と人が1人コケた以上は考えてしまう。

なんでも聞く所によると中々の方向音痴らしく、それは事前に聞いておければ良かったな。短い周回グルグル回ってたらわかんなくなるよね。

未成年だったので皆んなでお家まで送りましたが、いつでも生死が関わってくるスポーツをやっている意識をしてないと。という思いに強く駆られてます。

 

本人のミスが一番、これは変わりませんが練習を進行していた立場としては、自分の要領を周りの人に同じ感覚で当てはめていたかもしれません。

皆んなが皆んな自分と同じように走るのはできない可能性。もちろんその逆も。

夜間走行でわざわざギチギチの先頭交代は突き詰めなくて良いし、昼間に比べ車や歩行者、落下物による路面状況など情報処理から判断、判断から後続への伝達などボリュームが増えるリスクを抱えています。

そんな事を全部回避や軽減しつつ、1人じゃできない練習をしていくって所に収めていくのが、あるべき姿かもしれませんが今回はその種を未然に見つけれなかった。

 

本人もケロっとしてましたが、事は事ですから風土化できません。