葛藤
自分のレースの一方、下のカテゴリではボーイズのレースがありチャーミーが2位、キャプテンが5位と活躍三昧。
ゴール前100m程の位置で見ていたが自分は瞬間的にチャーミーに声をかけた。
何故なら勝つ位置にいたから。
キャプテンはそうじゃなかったかと言われると決してゼロではないんだけど、後ろを確認する姿を見てしまった。本人のハートを。
そんな2人を見て自分は咄嗟に勝つ可能性を優先して動いた事になる。
その後惜しくもチャーミーは2位、キャプテンは粘り5位に入った訳だが自分に襲ってきたのは自己嫌悪。何故2人を応援できなかったのか。
非常に贅沢な悩みでしたが、それほどロードレースは残酷な競技なのかも。だって勝つのは1人だけ。
だから1人になる事の価値は大きい。
今回チームに寄り添ってくれた番長。彼らにとっても心の拠り所となるのか何だか普段に比べリラックス。
こんな時にちゃんと走りで返す彼奴等は真面目と不真面目さ、ガチと手抜きをもしかすると心得ているのか。