学生さんから相談を受けた、内容はこうだ。

「実業団に登録がしたいが、何も知らない自分がいきなり入るのは危険だし不安なので、まずそういう走りを教えてもらえるチーム(又は練習会)に入りたい。」

相談されても、まず自分がろくな選手道を歩めてないので困る所だが、本人からその言葉を聞いて思ったのは、今の自分のレベルを危惧してレースに飛び込むのは危険だと判断できるのはとても良い思考をされてらっしゃる。

今や走りたい!という意思さえあれば走らせてしまう実業団チームは少なくない。

その結果……おっと、これぐらいにしておこう。

いずれにせよ誰でもできてしまうだけに誰でも良くない線引きをしないといけないのだが、じゃあそれは誰が?となるとチームの人間や代表、監督かもしれない。

話しを戻すが自分は良い返答を持ち合わせていないので、必ずちゃんと面倒を見てもらえるチームを2.3伝えておいた、後は本人次第ってやつです。

今回みたいな件については本人がある程度競技思考があるので、それ有りきで話をしたり練習したりできるが、とある練習会では必ずしもその場に居る全員が同じ目標目的とは限らない。

つい自分の物差しで相手を計らぬよう注意が必要。そして相手のスタイルにリスペクトの気持ちを持って接すれば沢山得るモノがある。

これと愛の無い走りはまた別ですが。

自分も人に偉そうに言えたレベルでは無いので学び続けなければいけません。

 

大学一年のその彼、良い環境に恵まれ自分のスタイルが見つかる事を願います。