不器用ですから。


更新頻度が低いのは日々充実というコトで。


丸々一週間乗らなかったため弱体化。
そんな中で式部と練習。
正しく言えばぼくのリハビリに付き合ってもらう練習。
体を戻すを第一にとにかく足を回し続ける事に。負荷はかなり低め。

淡々と足を回す。
式部も回す事を意識しているが
尻が跳ねている、回してるだけで回ってない。
黙認し続行、数叩くのも大切だよな。

辛そうな感じ、止む得ず休憩。
辛いか?と聞くと辛くないとか言いやがる。
高倉健さんばり。

周回コースに入り、お互い50メートル車間を取って個人走。後ろは開いたり縮まったりしないようにする。前はムラなく走る。
10周を予定してたが4周目でペースが上がらない式部に終わるか?と聞くと正直終わりたいですと。

わざわざ平静を装って言いやがる。
見たいのはそれじゃねぇよ。
脚終わってもまだやれるぞっていう目が欲しい
復路を少し遠回りして登りを挟む。
復活したのか微妙にペースを刻んで登る式部。
いつものクセだ。
その後の休憩で脚復活したか?と聞くと
ゾーンに入って集中できたと
歯切りよく答えてくれた。

喜んでいる所に悪い気がしたが
その事について一緒に考えてみた。

追い込む力が無い、または
使い所が間違ってるんじゃないかって。
練習で区間を決めて走るのは、レースは
スタートとゴールが決まっているからであり、
決められた時間、与えられた時間で力をしっかり出す能力が要るから。

いわゆる「練習」が終わった後の帰路などで
ゆっくり走れない、速く走ってしまう、
これは事態がややおかしい。

手前の練習を消化して尚、脚が有り余っている。これは仕方ない、是非どうぞ。

手前の練習を消化して脚が終わったはずが、
上手く回復が進み復活、これも良し、そんな貴方は素晴らしい地脚の持ち主。

今回のパターンに限って言えば
決めた区間、時間内での不完全燃焼。
メンタルは終わっているが脚は実は残る。
結果、それ以外の場所で小出しに脚を消化。
帰路の登りでゾーンに入った走りも全開かと聞けば違う、これもひとつのポイント。

彼が非常にこのパターンが多いので
考えを伝える事にした。
これには歯切りの良い言葉は無かった。
当たり前か、言う方もヤダから。

好きなように走って問題など無し。
経緯はどうあれゾーン走行中は正に
成長していた瞬間だったかもしれない。
でももっと重要な時間があったはず。

こ奴が抱えてる問題は自分の力が出せない事。
自分でもよく言っている。
今の力量については問題だとは思わないが
自分の力を出せないのは問題だ。

何故か?を考えないのは更に問題。
考えてるのに行動しないのは大問題。
どこだよ向上心。

力をつけるのは時間が要る。
意識を変えるのは今すぐできる。
日々の走りから意識を変える事で
もっと強くなれるって話をした。
彼奴の場合、意識を変えるでなく
持つ事からか。

速くなるより強くなれ。
あと自分に素直に居てほしいな。

回り回って締まる自分の首、
サボれない、負けられない。
周りの人全てが先生だな。


川に入りたいがために毒見をさせる。
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