群馬で行われるレースを走ってきました。
そしてコケました。
ぼくのリザルトは「コケて」「負けた」それだけです。
距離は約90キロ、16周走るという比較的長丁場ですが3時間は体感として短く感じます、落車したのは14周回目に入った頃でした。
スタート以降、集団で脚を貯めることを第一の目的にしつつ前の展開が分かる場所、展開が起きやすい時などを気にかけながら周回を重ねていきました。
数周走って今日は脚が動くのがわかりました、久しぶりのイケる日だったかもしれません。
それでも徹底して無駄足は除去、
行く時に行く状態でとにかく最後の3周回で勝負できる脚を作り続けました。
と、これが今日走っていた内容です。
どれだけ脚が残ろうがアタック掛けようが勝たないと負けです。
千切れてしまったらレースになりません。
何よりコケたら話になりません。
だからぼくはお話にならない選手でした。
コケた状況を少し振り返ると、
先頭5〜10番手の選手が
何故ここで?この状況で?
だけどコケたんです。
確かに前日は雨だったため当日は晴れても路面は半乾きの微妙なウェット、両端には苔もありました。
レース後半、残り3周回、
120人スタートして残った脚に覚えある40人、ぼくはこの状況で自信をもってその位置に居ました。
こういった経緯があるので半分、
仕方ないと切り替えができる部分もあります。
それでも掘り下げ、突き詰めれば
自分のミスは必ず見つかります。
自信をもってそこに居た事、
これが今回のミスです。
余談ですが落車を食らった後、
何故か直感的にバイクが壊れてないと思い自分の傷も探さず再乗車、差は2分。
これも弱い自分と向き合うチャンスと思い、本気で追いつく気で踏みましたが
ゴールへ向けてペースが上がる集団を捕らえる事は不可能でした。
不可能でしたが本当に脚を貯めれていた事も感じたので、この時初めて悔しさが出ました、何故なら超踏めてたからです。
ぼくが諦めていないのを感じて下さったのか、集団から大きく遅れた選手をホームストレートでは沢山の方が声を掛けて頂きました。
だから3周回、更に頑張れました。
これはとても嬉しかったです。
今のチームジャージを着て走っている時は常に全力を誓ってますので、自分から諦める事はしません。
たらればレポートは終わり。
低いレベルで満足はしません、
現実とは向き合います。
ぼくは走り続けます。