「成長の」



日曜、長良川で行われるクリテリウム
出てきました。

カテゴリはエリート。

今回は実業団を同じチームで走る4人で
臨みました。
監督にはオーダーを頂いて、
同じカテゴリで走る時の練習、
上に上がるための練習、
チームとして可能性を広げる練習、

「試す」という機会はなかなか無いので
こういう場を活用させて頂きました。

4人がグルになる、といけば話が早いですがそんな事しても仕方ないので、
リスクのある動きを4人という数を利用して難易度のある事に挑んでいくオーダーでした。

一応保険オーダーも作りつつ。

レースとしては主催のマトリックス
支配の元、遊ばせて頂いたという感じでした。
蓋の開け閉めだけキッチリとプロの仕業によってやられました。

チームとしてはオーダーを通すのは
上手くいかず、しかし予想の範疇なので
他の対応策を取っていきますが、
あくまで自分達がレースをしてるという前提で、ぼくが2人逃げに途中合流して
最後までレースを運びました。

この逃げは比較的、落ち着いて決まってました、しかし差は広がり切るでもない。
その差を詰めるべくぼくは本来集団側に居たのですが何でもないタイミングで
抜け出してしまい、その事態にはすぐに気付いたので目的を変更し2分程全開で前に追いつきました。

前に入る方がリスクだらけですが、
収穫量とこれからのレースでの幅を広げる事を思い選びました。

合流後、全力で追いついた後は
全力で回復、肺に沢山空気取り込んで、
脚を沢山回して、ストレッチして。
半周休んでローテに参加、やはり逃げている方が淡々と行けるので楽。
ぼくを入れた逃げ3人に加えマトリックスの和田選手が手伝ってくれてましたが
その和田選手の牽きが強力、この牽きで逃げ集団は生かされてたんだとすぐに感じました。

この動きが残り4〜5周時、
最終ラップのホームストレートで捕まり、結果的に泳がされた事になります。
残り1周を切った時に集団の先頭をマトリックスの選手達が固めているのを見て、
色々悟りました。

全ての選手に最後まで希望を持たせてくれ、見てる側もハラハラ、ドキドキ。
レースらしいといえば、らしいのでしょうか。

全ては力不足の一言です。

勝つ為に動いて作り出した逃げというのは、何もしない又はできなかった集団側よりは評価に値すると思ってます。

ぼくが入った逃げの先行集団は
逃げ切りの可能性も十分ありました。
そこをプロの仕業によって失敗に終わったのはどう解釈すればいいんでしょうか。

本当に勝ちたいなら、もっと力を付けろ
もっと死ぬ気で走れ、もっと大差を付けろ。

ぼくはこう解釈するつもりです。

最初言ったようにキッチリと支配の元、
ぼくらが遊ばせて頂いたのだとしても、
ぼくの解釈は一緒です。
全ては力不足、自分がもっと強ければ。

…と、その前にぼくは逃げに入りながら
自分で勝つ事を優先に考えてませんでした。
後ろのチーム員が有利に運ぶようにと
自分を後回し、ゴールに1番近い所で走っているのに。
それが逃げていた2人にも伝わったのでしょう、覚悟が無い奴を連れていくにはリスク高過ぎます。

経験の浅さを痛感しました。
どの選択を取るにしても、
もっとアクションする必要がありました。

結局はレースごっこ、
自己満足だったという事です。

チームとしてはエースが優勝、
未来エースは準、
最悪の結果ではありませんが、
何故か本気で喜べない。

実質は2人をお抱えして、
そこをエースとぼくがケアでした。
エースは器用でぼくは昨年に比べ
楽をさせてもらった気がします。

人数を送り込んだ分、収穫祭でしたが
やる事だらけになりました。

少し早めますか。




ところでズミシさん!
まだ正式では無いので顔出し、名前出しは厳禁ですよ〜、
固い事言うつもりはありませんが、
まだ違うチームの籍に居る以上、どこで誰に迷惑掛かるか把握し切れません。
せめて本人が発表なり、籍移し変えるなりした後でしょう。

目が点になります。