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翼製作所

「不確立」




朝7時35分、フェリーまでデカブツ野郎を迎えにいく、練習をするために。

イノウエ君も所用で顔を出しに。
喜ぶデカブツ。

そっから滝野まで向かって
ノマ君と合流、ホイール代の受け渡しのためにコージさんも来てくれる、
ありがとうございます。

この日はしんどい練習。
3人がなるべく同じ具合に
追い込めるように。

コースと大体のイメージ、目的伝えて
スタート。
行って帰る往復コースで、
スタートとピークを決めてその区間を
毎回頑張るという感じ、そういう区間は全部で5箇所ぐらい作った。

1ステージ(以下st)
30秒間隔で交代していく、風がキツい。
中盤でノマ君がキツくなってオオト…いや、デカブツの後ろで中切れ寸前、
距離が短いので間も無くピークを迎えに入るので、ローテを短くして速度も上げていく。
ぼくとデカブツの2人になる、
最後は少し余力を残した状態で
ピークを迎えたため流しぎみになった。

2st
3.5キロ登り6〜7%ぐらい、
手前平坦も入れて5キロ区間。
特にスタートは無いのでイーブンで
登り口に入ったが、誰も行かないならと先頭出て自分のペースで登る。

変速音が1人分、遠くで聞こえて、
後ろ見たら居たのはデカブツだけだった。そうだよな、この三週間散々登ったんだ、これぐらい何でも無いよな。

緩んだ所でダッシュを入れる、離れるがジンワリ追いついてくる。
半分を過ぎて、余裕が無いのが伝わる、
がぼくもキツい、2週前、1週前より強くなっているデカブツ。

脚を絞り切る配分で残りピークまで、
一緒にゴールした、ぼくも余裕無かった。たぶん岩谷11分半行けるぜ。

3st
80㎞/h出る下りを経てスタート。
しかし風がキツい、前に出るのが嫌で
皆サボりがち。
デカブツの牽きが強い、が荒い。
荒れたケツに乗っていくが振り落とされそうになるぜ。
半分過ぎ、ノマ君が交代をやめて後ろ固定で走り出す、それが正解だ、残る走りを。
ローテをまた短くしていく、
全身で拒否するデカブツ、嫌がっている所、あえて続ける。
最後はまた少し不完全ぎみに。


休憩。


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タツさんとチームの方々に会った。
こちらは休憩、向こうは再スタートの
タイミング。

4st
3.5キロ登りの逆から。
逆からの方がキツい。
ぼくは処刑人の山と呼んでる。
かつてここでぼくは千切られた。

だが今日は千切る側だぜ。
入口手前、前を走っていた2人が
緩んだのでそこを埋めて焦ってもらう。
ノマ君がアタック、20〜30m開く。
それを埋めにいくのに1分半掛かった。
入りとして緩やかだが、抜いた走りでも無かったので前も踏んでいたんだな。

吸収してノマ君が後ろに付く。
デカブツは、、、離れていた。
そのままペース落とさずいく、
無理に上げようとせずスピードが落ちる所で耐えて“一定“でいく。
それを2〜3回続けたら、後ろの車間が広がってきたのでダンシングにして
15回転強く踏んだ。

後は1人で最後まで、ここで手を抜かないようにしないとなって思って走った。
抜いた姿も後ろから見られてしまう。
じゃあ後ろもサボり出す。
ぼくは背中にも目を付けたい。

5st
緩やかな下り基調〜平坦10kmなんだけど1キロ登りが手前にある。
やる事はひとつだけ、入口から徐々にペース上げて1番斜度のキツい所で掛ける。

ダンシングで踏んでいく、
後ろでノマ君もダンシングしている。
だからそのまま続けて登り終わりまで
踏み続けていく、一定だった差がぐんと離れたので根負けしたな、と。

前モモ、内転筋辺りが攣っている、
下りに入れば耐えれるからと、
斜度の変わり目まで踏んでから、
腰を下ろした。

ここの区間だけ比較的安全な下り開始なので、待たずにそのまま行く。
独走は成功、10キロが長く感じた。
後ろもバラけたまま、2対1になれば面白いと思ったが遅れ過ぎたデカブツ、
宙ぶらりんで先を急ぐか後を待つか悩んだノマ君でその展開は叶わなかった。

登りで開いた30秒を平坦10kmで
埋めていくのは速度差がどれほど必要でどれほど時間が必要かを考え欲しい。
だから皆登りで頑張るんだろう。
往路で向かい風だったから
帰りは追い風になるだろう、だから
登り切れば平坦は頑張れるな、やろう。

これを往路の際、考えるだけで
ワクワクした。


このシチュエーション作りのおかげで
最後まで集中した走りができた。
後ろが追って来ているという状況は
簡単に頑張れてしまう。
欲を言えば間一髪逃げ切りや、一度吸収されてからのもうひと展開みたいな事になれば最後の最後まで出し切れたかもしれない、やはり最後は抜きにいっていた自分もいる。

100キロで見事に脚が終わり、
言葉数少なめに3人で帰った。





少し練習の振り返りをした。

ピークを決めてペースを上げて行くのは
場合によっては模擬レースみたいなものだが、
3人しかいないのである程度(特に序盤にかけて)協力、分担せざるを得ない。
そこでいかに力を残しておくかも大切。
その一方、練習なのであえて自分に余裕を無くす為、負荷を必要以上に掛けるのも必要な事かもしれない。

バランスさえとってくれれば良い。

後者を優先し過ぎてその練習の半分も
消化できないようならそれは良くない。

たぶん1人でもできる練習。

1人、2人と複数で練習するメリットは
1人じゃ維持しにくい強度をこなせる事じゃないだろうか。
つまりそういう練習を引き伸ばせる。

それを色々な根拠や目的の違いから
台無しにしてしまう事がある。

この日の2人は若い、
今からズレた方向に行っては勿体無い。
勿体無いかは本人が決める事だが。


牽制し過ぎて強度落ちたら元も子もない。3人しかいないんだから。
勝手にスピードは上がらないんだから。

誰かが先頭固定になると
よほどの実力差か捨て身じゃない限り、
ペースは上がらない、メンバーの疲労も均等に来ない確認出来ない。

ぼくも走っていてしんどい。
だから大した実力差なんてない。

鬼牽きキッカケのペースUPは好きよ。

練習後、所々悔しがってくれたが、
あっという間に逆転だろうな。
そこからの再逆転はなかなか難しい。

でも、ぼくも若者か。