「語録」




“わかっとんな“

土曜の周回練、つくはら湖手前のアップダウンで一度アタックをし、追いつかれた後に再度アタックをしたぼくに、
その後エースが呟いた言葉。
ぼくには最高の褒め言葉に思えた。
1番辛い所、予想しにくい所で攻撃をする、普段走る機会は少ないのでぼくは
エースにアピールをしたのだ。
ちゃんと強くなってます、と。
また使って下さい、と。

本番での不安を練習の時に
ギリギリまで削ぎ落としておきたい。
それでも練習は練習、
本番には敵わないのだから。
本番が1番の練習になる。







“毎回そういう事言われてますよね“

土曜の周回中、岩谷峠にて少し遅れた
清水さんにぼくが調子悪いですか?(意図無く真面目に)と聞いた後に返ってきた言葉。
確かに初めてではない。
けれど毎回本気でそう思うので
どうしても聞いてしまう。





“モジュって良いですか?“

土曜の朝、練習に参加するおーとも君が
ぼくに送ってきたメールの内容。
モジュマ(チーム名)のジャージを着ても練習に出て良いですか?という意味に
ぼくは捉えて、好きな格好で来たらいいよと返した。
人の心をくすぐるのが上手い。
そんな彼はよく質問をしてくる。
今日の練習はあーだこーだ、と。





“2人で来んと! 自分で!“

日曜の周回中、ぼくとイノウエ君で
前に抜けてもうすぐピークを迎えるという場面で、少し離れてシミズさんイトーさんだったので、最後まで競ってもらうためにぼくが言った言葉。
2人で来るな、という意味。

理由はシミズさんが前を走っていたから。
それは牽かされている状態でもあったので、人に使われずに前で争える位置に身を置いて欲しい気持ちがある。

良い証拠にイトーさんはツキイチから
最後抜け出してぼくとイノウエ君に
近づいてくるのだけど、それはこっちも
簡単にはさせない、イノウエ君もスプリント開始したのでイトーさんとの距離を見守りながら頂上を迎えた。

3位争いをせずに、1位争いを。
レースの最後まで貪欲でいて欲しい。
優しさは使われやすい。

ぼくも優しいがシミズさんは更に優しい




練習語録でした。