「本物、偽物。」




今週もNASU練習。
連週Jさんのご企画が非常にありがたい。

そしてJさんのお誕生日。
迷わず参加決定。

7:15集合、7:30スタート。

チーム別に
Jさん、リョーマ君。
シューさん。
イノウエ君。
イトーさん、ぼく。
6人。

最近定番化しつつある6周で。
そしてJさんより丁寧な説明の元スタート

序盤から冗談抜きのハイペース、
“マジか!“は3回ぐらい心の中で唱えた。

事前打ち合わせからは大きく逸れる。
この集団の意思は何処へ〜。

ぼくもハンデを背負うべく集団で働く気でいたが、とにかくリズムが悪く安定しないので暴れる集団を緩和させる方に注力、というよりは精一杯(気持ちの面で)
2周目に入り変わらないペース。
ただ心拍が落ち着き、自分にとってキツく感じなくなってきたので調子、実力共に整ってるな、と。

3周目、皆さん崩れてくる。
段々牽けなくなってくる。案の定…
飛び出しが増発、ジワッと交代が出来ずバッと加速してすぐ下がる飛び出し。
物理的に回る人数が揃わないので
集団の速度が落ちていく。

5周目から自由行動は解禁で、
2周もあれば十分に人数も絞れるし
自分は必ずそこに残る事ができるので
4周終了までは協調性重視で我慢と
サービス精神の狭間を行ったり来たり。

イトーさんに一度吠える。
何か起きてしまってからよりは、ね。

4周目、様子がおかしい、
皆さんの動き的に5周回目突入と勘違い?
いいえ、そうでしょう、
アタックが頻発するので間違いないでしょー。

あと2周だよーって頭の中を
一杯にしながら前方の動きを傍観。
皆本気で逃げる気ないね。

暴れるだけ暴れて段々人頼り、
そんな人には変わってやらない。
その暴れで散った人達を思えば…苦

先頭交代、段々回らなくなる。

リョーマ君は疲弊しながらも
絞って、身体捻じってとしながらも
前にちゃんと出てくる。

イノウエ君も牽きの強さは変わらず。

裏の区間でリョーマ君少し先行、
それをイノウエ君が詰めて
バトンタッチでリョーマ君に追いつく。
追いつく時に復帰しやすいよう、
下り始めで追いつくように。

だって若いし、まだ頑張れるし、
何よりあと1周あるしね。
1人でも元気な人居てよ。

後ろ確認したらぼく、イノウエ君、
リョーマ君、3人。
何とも言えない。

少し長めに牽く代わりにペース下げて、
その間に復帰したのはイトーさんだけ。
4人、何とも言えない。

後ろからイノウエ君が“次ラスト!“だったかな、そう言ってくれたので安心、
やっぱり間違えてなかった。

その声が伝達し切らなかったのか
先頭でリョーマ君がバイクを振る、
それにイトーさんも。
ラスト1周でのスプリント賞イイっすね。

その後、
駐車場へはけていくリョーマ君、
スプリントの際、サイコンが飛び、
Uターンしていくイトーさん。



終わたー。
無茶苦茶やー。



イノウエ君と目を合わす、
思いは一緒、“あと1周なのにね“。

まぁ終わりましょーと言って休憩、終了

脚的にも力を出せそうな感触だったが
こういう時もある、切り替えるのが1番


Jさんのスタート前に説明頂いた内容、
ぼくの解釈では6人、実力差が違う人達がその差を埋めて全員に練習の質が行き届くようにするには、牽く割合を各個人が考え、余力ある人程、負担しましょうという感じ。

それが1番機能しやすいのは下り、そして平坦、加えて登りを抑えるというサイドメニュー。
登りを抑えても平坦、下りで余力ある者順にガンガンに牽けばアベレージ速いし、何より時間を楽に稼げる。

6人の逃げ集団だよ、イメージは。
6周内、4周は運命共同体、まずは作ったTime差を安定させて効率的に集団を運ばないと4周も出来ずに大集団に捕まる。

協力して4周を無事に走り終えた暁には、
晴れて正々堂々、残り2周で力を見せ合いましょう的なね。
その時にズルさや腹黒さを見せても
戦略のひとつ、4周は共にしたから良いんだよ、腹黒きジェントルマンだって居るよ。ジェントルマンの格好を取れるかどうかが問題だよ。

腹黒いタヌキにもなれないのは
おちょけだ。

この日は平坦、登りを上げてしまい、
結果的にずっとしんどい状態。
そんなのが続くはずないので
後半に掛けて下りで休む人続出。

踏めなくなるって事ですね、
下りで踏む力を残してない。

後ろで走ろうが相当ダメージがあったので、実力差を埋める救済措置にはなれなかったですね。
細かなW表示で言えば先頭がもちろん
一番働いてると思いますが人同士の実力差を考えると微々たるモノ。

よく考えて頂いた内容だっただけに
得れるモノを逃した気持ちです。
そして何もできない自分の力不足。



しかしイトーさんの走りは
高度過ぎて凡人のぼくにはわからない。

ぼくは頭良くないから難しくて解けない

協力しなかったり乱すのは
初めてではないので
特別何を思うというのは無い。

その人のやり方がある。

蛇行したり、危険誘発な場面が
後半に掛けてよく見られたので
本当の本当に心苦しいが
少しアクションを掛けさせて頂いた。

言うべき人がもしいるとしたら
同チームのぼくかと残念な思いで
一杯になりながら。

誰かコカしたら遅いし、
自分も誰かにそうさせるかもしれないし
危ないと思われる時点ですでに遅いので。



寡黙に耐えよーぜ、

カッコ良くアタックしよーぜ、

お互いをリスペクトし合える走りを
しよーぜ。

集団の嫌われ者なんて嫌じゃん。
それでも勝つ力あるならイイよ。

自己満足、力の誇示なんて
次のステップに続かないじゃん。

練習チャンピオンなんて称号欲しい?
“あの人は危ない“って周りに広まったら
終わりだぜ。


おちょけはダメよ。



練習帰り、
イノウエ君のソール剥がれる事件。

ぼくん家寄ってもらって使ってないシューズで代用、サイズが同じで良かった。

色々話してのびのび感と(とても良い意味で)真っ直ぐ進んでる感を分けてもらった気分。

エネルギーをありがとう。