「本当の敵が風というコト」



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大井でも、堺でも感じた事。

集団内で与えられる「評価」
この評価は自分でなく他人、周りから
与えられ決められてしまうモノ。

「格」と言っても良いかもしれない。

基本的に弱い人や危険度の高い人は
集団から弾かれやすいし、より中に入れない、特に先頭付近。

そこを通り過ぎる事はできても
とどまる事ができなかったりする。

ただ、そこから道をこじ開け
勝ちに繋げる事で本物になり
評価や格に繋がる事も十分にあると思う

大体そういう場所には強い人、上手い人が居れて、格式の高いレースでは各チームのエースとかが居る。

こういう人達はいわゆる
「評価」が高い。
前評判からの陣取りのしやすさもあれば、前評判が無くても走りだして数分もすれば居るべくしてその位置に居る人も。
レース中の走りで評価を得て居場所を
確保するんだろな。

この評価や格は間接的に使える。

エースであればそれをアシストする人。
アシストにも評価、格が与えられる。
もちろんアシストの仕事をする前提で。

前後他人同士よりチームメイトで前後を
位置取る方が意思疎通的。
4人も5人も揃えたチームの列車の後ろなんて狙い目、少しは安全。少しだけ。

ぼくはE1で走りだして、
エースと一緒のレースに出る時は
比較的居たい場所に居れると感じた。

ただキープするかは別、
またすぐに奪いにくるモノ、
集団の流れで位置を下げてしまう事も。

因みに堺は位置取りなんて
言ってられない速度上下の多いレースだった。
大井はエースの近くに行きたいと思えば叶うし、近くで走り続けるのも叶った。

それがゴール前は別、
良い番手に皆付きたい。
その席は数席限定。

この位置取り合戦の際、
スプリンター(エース)が居て
枚数(アシスト)揃えてるチームが
理屈的に強く、最後までレースを支配しやすい。

ぼくは風除け又は発射台として
エースの前を走りたいから
そのために位置取る際は割とスムーズに
事が運ぶ。

同じジャージを着てるからだ。
これは新しい感覚だった。

エースが居るコトによって
ぼくやシミズさんの位置が確保される
瞬間がある。

ただずっとじゃない。






個人的にはプロではないこのカテゴリで
「アシストって」という思いもありますが、
平地、集団ゴールスプリントのレースで
他チームで数揃えてこられる限りは
ぼくも「チーム」として対抗するのも
またひとつかと感じます。

数の利という形で絶対的力に服するのは
面白くありません。

そのための動きも(アシストの動き)
レースを学ぶ上では大きな経験値に
変わりますし、しっかり機能すれば
勝ってくれるスプリンターがチームに
居る以上、やらない手はないです。

理屈抜きに勝ってほしい、勝たせたいとも思える程、ハートも奪われてるので。




けど、プロごっこ、レースごっこには
したくないなぁ。