「アウトサイダー」



梅雨の時期、
思うように練習予定が組めない時期だ。
そういうもんだと思って、楽しむぐらいの方が良い。

疲れを溜め込まなくて済む。

水曜は夜練に行った。
雨もつかなーと思ってたら
何とか終わりまでもってくれた。

7:30ぐらいに着いて1人で走り出す、
他にも沢山来てるが1人で。

それから皆さんに合流させて頂いて
大きく2セットぐらいで終了。

2セット目は前方で起きた
コーナートラブルを利用して
先行した後、処刑人がドッキングして
ゴールまで運んでくれた。

キツキツでしたが引っ張りが絶妙で
最後まで運んでもらいました。
後ろとの距離を図りながら
ギリギリまで腰を上げなかった冷静さ、
男前でしたね。


最近は知らない人が多くて
挨拶できないままコース上で
同じ集団で走る事があります。

えてしてその集団は
安全が確保しにくいので
ぼくは知ってる人が来てから
一緒に走ります、なるべく。

この日は5〜8人ぐらいでしたが
ずっ…と集団が安定せずギクシャク。
“集団走行“してる人は数人でした。

何で皆さんオラオラーって
自分の番になったら牽いちゃうんだろ。

この日やっていたのは集団走行じゃなくて誰が1番強く牽けるか意地の張り合いです。
前走者が横に退いた瞬間スピードUP。
それで行ける所まで。

少しスピードが落ちても
まだ頑張りたいから前を退かない。

それでようやく横に退くけど
スピードを落とさないから
後ろの人が追い抜く形で交代。
その小さな加速が集団内で繰り返される

集団が機能してない状態です。


力試ししたいなら
アタックをお勧めしますよ。
それが自分の力伸ばすにも、
思い知るにも手っ取り早いです。

基本的にローテーションや集団での
マナーが良くない人はレースの場では
弾かれます。

無駄や危険を嫌うんです、集団は。
“ゴールに向かう“という目的は同じなので
勝負所で無かったりすれば一時的な協力者、仲間でもあるんですよ。

また立ち回りが良くない人程、
最後は頼りになりません。
(残らない)
この日ペース乱した人程、
残ってませんでした。

ぼくは自らアタックした時程、
練習では残ります。
そのための“アタック“ですから。

強い人は残れる力があるので
自分で。。。
もしくは適当に脚の合う仲間を見つけてどうにかします。

ただ、まだ強くなれてない人は
その乱れたペースでやられちゃうんです。
それですぐ千切れて一人旅。
あれが集団走行かー。
あれがペースUPかー。って。

大きな誤解のまま、また次のトライ。

色々なレベルの人が集まる練習ですが
それを生かした良い環境にはできてないですね。


こういうのは大体どこでも起こるので
驚く事はありません。
そして最初は黙って一緒に走ります。

もしかしたら周りが速いだけで
ぼくがそれを“ペースが速い“と
感じてるだけかもしれませんから。

しかし毎回同じ人が同じ事をしてる
ようにも思うので、その場合は
ぼくも静かなるドンになりまっせ。


暴れる、中切れする、
コーナーを曲がらない、
回らない。

いわゆる自転車における
非常識行為です、ぼくにとって。

それが自転車を降りると
良識ありそうな社会人にも見えます。
というかそういう風にしか見えません。
そしてさっきまで非常識行為の事など
無かったかのように別の話をし出す。

ぼくは良識無いので
それらの話、その人に笑顔は
作れませんでした。


落車や、接触レベルの事があると
話すんですよ。
でもそれは当たり前で事後論なので
遅いです。

落車、接触にこそならなかったけど
いつ起きてもおかしくない事は
沢山あります。
ぼくから見てもそう思うので
賢い人ならもっと見えてると思います。

その予防、回避を作ったり守るのが
相手への配慮だと思うので、
結果的に良い練習の場所が
作れる可能性だってある。








1番やっかいなのは
こういう理想ばかり言うぼくですね。

文句あるなら来なければいい
と言われてしまえば、それまで。
ぼくが夜練でこの場所を使わなければ
問題からは遠ざかれる。


せっかく好きでやれている事なので
気持ちは曲げたくないですねー。

さらに10年歳を取ったら
もっと丸くなるのかなー。



何より普段、ここで良い練習を
させてもらっているので
感謝してます。