「さぁ土曜日、さぁ」



土曜はチーム内で練習企画して、
三木防災公園8:30集合。

ぼくは淡路から来るオートモ君を
案内する為、明石フェリーで合流して
そっから三木へ。

この日は暑い。

お春さん、NOROさん、シミズさん、
ぼく。
マツモトさん、ホソカワさん、
オートモ君。

7人、ですよね?

マツモトさんは走りが洗練されていて
動きに策があり、走る姿もカッコ良い。
是非その知識や考え方、走りを
ぼくの周りの人にもたらせたかった。

ホソカワさんは1人で岩谷峠行くと言っていたので、時間的にも遭遇するし、
声を掛けるのはマナーだな、と。
登り系の練習なので是非こちらで
暴れて欲しかった。

オートモ君は白浜前ぐらいから
山田さんを介して知り合い、
沢山のチーム、練習会へ導きたかったが
連戦が重なったためこの日ようやく
一緒に走る事ができた。

その走力のメドは大体つく。
引っ越してくる以前の練習仲間が
Pの猛者ばかりなら十分強い。







一日のスケジュールを
簡単に説明にさせてもらってから
走り出す。

防災公園〜淡河〜小野〜東条、
目的の場所やしろの森コースに
遠回りして1時間のグループ走行。

強度が高い練習では余裕無くなって
フラついたりもするから、
まず余裕ある内にお互いの走力、癖を
観察する時間を作る。

単純にお喋りタイムですね。

スタート早々、ぼくを先頭に
ゲスト3名挟んでその後ろにチーム員。
本当、こういうのは続いてしまう。
チームの練習会である以上、
前は固めましょーよー。

最後尾1人で十分じゃないっすか。
ぼくも先頭固定は楽じゃないっす。
チームの人が上がってきて一緒に
回ってくれていたら
ぼくは昇天できてましたね、

嬉し過ぎて。。

会話は楽しむべし、
その中で気を払うから
カッコ良いんすよ。

ヘラヘラは誰でもできる。
チンタラ走行なんてあっかーい。


淡河まで登り基調なので
ぼくでペース縛らせてもらい、
北側の下り基調区間に出たら
全員ローテ、お春さんも加わってもらう

そして田んぼ道入って、登り。
数人元気過ぎて飛び出していく、
そして姿が見えない所まで先行してしまう、オーマイガー。

めっちゃ元気やーん。
これは今日の練習は皆やる気だなーと
嬉しくなる。

まさか千切れませんよね。
UP区間でこんなに攻めるのだから。


後ろはぼく、シミズさん、
お春さん、マツモトさんでグルペット
マツモトさんがお春さんのペースに合わせて下さって非常にイケメン紳士。



一度、ローソンで止まって、
やしろコースへ。

メニューは今回も同じ。
8本4往復、約30キロ少し。

登りを8本こなせる中での1番早い速度。
登り終わってからの平坦をほぼ全力走。
特に斜度の変わり目は加速してスピードを乗せる練習。

ラスト1本は登り入口から全開OK
余った脚を絞り切る。

そして登り区間で、ど〜しても
飛び出してしまう人は
逃げという前提で
レスト地点までに30秒差が条件、
というか目標値で。

広島コースを前で展開するなら
この日の練習コースで30秒は
最低でも付けれる走力が
基準だと思って。

お春さんには特別メニュー、
東条側の登り区間に絞って練習してもらう。
男性陣が下って来たら
入口から一緒に登って1秒でも
長く食らいつく練習。

登りだけ、平坦は無し。
1秒でも食らいつくために
モガいてもOK、
それで4本ができなくなってもOK。



さぁスタート。

1本目だけ要領掴んでもらうためにも、
壊してもらうためにもぼくが前を走る。
脚が回らなかった。
登りを淡々とキツく走り、
平坦が見えたので腰上げる。
そしたら後ろで変速音がハモっていた。

平坦で個人TTのつもりで。
そしたら終わり際でオートモ君が
横並びしてグイグイ踏んでいく。
急いで踏み直して終了ポイントの目印を
伝えた。

1本目は皆固まってゴール。
こんなもんだ。

2本目、後ろから登ってみる。
前が加速して2人が中切れ、
1人で前に追いつくが更にペース上がる。
オートモ君が前出て牽いていく、
力強い。
前に出ればペースを上げる事になるので
後ろで十分にキツく一杯一杯だった。

3本目、ホソカワさんが登りで先行、
30秒ルール開始。
元気印オートモ君が少し大人しくなり
それと逆にマツモトさんが本来の姿を
現していく。
登りのペースをまとめるのは
マツモトさん、シミズさん。

レスト地点でぼくらとホソカワさんは
10秒差程付いた。

4本目、登りでお春さんのメニュー内容に改善点があってそれを伝えたいから
シミズさんに先に行っておいて下さいと。

そしたらお春さんが自身で
修正掛けてきて、どストライクな走り。
一言掛けたかったので後ろ入って、
終わりを待つ。。。。が登りの頂上まで
来てしまい限界突破に近づく。
最後に“そーら行け!“と叫んだら
腰を上げて踏み直していた。

男子はそこからが更にメニューなので
シュパッと消えていく。
出し切ったお春さんに補足を伝えて
5本目に間に合うように先を急ぐ。

千切れていたオートモ君が交わし、
NOROさんも交わして行った。
抜き際に凄いスピードだった。
踏んでますねー。

でも下向いてたら
誰かに突っ込んじゃいますよ。
道路の真ん中も危ないですね。
車にバーンってなりますよ。

辛いし追い込んでるのはわかります。
そんな時ほど真っ直ぐ走りたいですね。


5本目、オートモ君が遅れてしまう。
ホソカワさんが再度先行、
それをマツモトさん、シミズさん
ぼくで追う形で。
マツモトさんとシミズさんが
ペースを作ってくれて
それに助けられながら生き長らえる。

レスト地点で今回は15秒。


6本目、入口でホソカワさんに
“あと20秒イケますか?“と伝える。
顔が驚きとガッカリ、両方伺えたけど
やってやるっていう熱も。

登り、4人の後ろにちゃんとお春さんが居る、2列横隊ぐらいで登る中、空いてる一席を自分の居場所にしているのが本当に凄い事だ。何なら自ら作ってる域。

だから気持ちも切れにくくなるから
千切れにくくなる。

平坦、マツモトさん先頭で後ろNOROさん、ぼく、シミズさんぐらい。

マツモトさんの牽きの強さのあまり
誰も交代しなかった。


7本目、ホソカワさんが最後の試み。
今回はぼく達の前に出てジワッと先行。
それを見て皆踏んでいくので、
集団はこのままのスピードで十分ですよと伝える。

1人スタートからゴールまでTTのように
走る人がいて、それに全員が合わせたら
練習の目的が変わってしまう。
前に付いていくなら完全に逃げ組として
もっと積極的に加わる方が良。

それはそれでずっと1人で逃げている
ホソカワさんもペースが保てるし、
2ー2又は2ー3ぐらいの人数割りで
先行、追走と分かれて良い練習の出来上がり。

救済措置要素ですね、
強い人に合わせるのは理想ですが
誰もが急にはできない、
だから全員が同じ時間と、似た質で
「最後まで」走れる練習を重ねる。

結局、強い人に合わせるという場所には
辿り着いてもらいます。

練習中、自らスイッチを切る人は
さすがに救済できませんが。。


平坦区間、マツモトさん先頭でシミズさん、ぼく。
マツモトさんが牽きっぱなしなので
出たくないけど前に出る。
この方が気持ちは強くなる。

ホソカワさんは25秒差を付けた、
後半のこの数字は凄い。


そして8本目、ラスト。
お春さんもラストなので食らいつく。
またしても良い所に居る。

入口から誰か行くかなと思っていたが
平和的に頂上近くまで。
平坦に変わる手前で掛けていく。

皆の反応が遅いと感じたので
平坦の最初から1人でゴールを目指す。

後ろ確認したら3人固まって
追走態勢は整ってる。
その後も確認したらホソカワさんが
固定で牽いてるので半分までに
捕まらなければイケるな、と。

最後、少し詰められたが、
何とかギリギリのゴール。
逃げの旨味は苦しいが良い。

ゴール直後、全員グロッキー&達成感。

後続待って一緒に下り、ローソン休憩。

その後、朝の集合場所へ帰る途中、
オートモ君が単独落車をしてしまう。
技術、不注意、不運というよりは
整備不良か、まぁ防げた種類に入る。

色々、皆さんに手伝ってもらい、
お家、病院まで届ける。
擦過傷多し。









今日、練習的にはとても調子悪かったです。
目的は西日本クラシックなので
メニュー中における他要素は避けました
他要素は時に楽しくヨダレの出そうなモノ。
この週は身体へ負荷を慣らす
最初のステップなので
言い聞かせて我慢しました。

大体のイメージは7本耐えて8本目に
獲りにいく、です。

もちろん1本目から積極的に前走る気は
マンマンでしたが、ぼくがそうしなくても前に出る人が沢山居てくれたので
必要は減り、ぼくもギリギリでした。

ホソカワさんの走りは、もう1人居ると
決まりやすかったので、前に合流するのも考えましたが、自分のしたい練習とあまりに違ったため諦めました。

1番好きな動きなんですけどねー。

その後もホソカワさんの強さに
甘えました。

同じコースを走りながら練習は
全く違った内容になります。

淡々と高い強度。
速度変化の激しい強度。

ぼくは後者を選んで
次のレースに臨みます。

今の自分の出来で、逃げるために
登りも踏んで前で展開するのは
難しいです。
残る手段と必要な出力負荷リズムを
身体に掛けて、勝負所に力を注ぐ練習を
中心に取り組みました。

だから最後、残れたからには
1本獲りにいきましたよー、へへー。

弱いとやる事がてんこ盛りですね。
もうちょい頑張ります。

登り速い人っていいなぁ。





先ずぼくがする事は感謝です。
人が来て一緒に走ってくれないと
こういう考え方もできない。



皆さんありがとうございます。
遠方の方、特にありがとうございます。