「非現実」



プロ選手と走らせてもらった。

マリーさんから連絡で
どうですか?と聞いて頂き、
無論こちらに断る理由は見つからない。

この日本でいち社会人、実業団レースを
走ってる自分としては夢のような話。

けれど迷惑にならないかを悩む。
こっちが出すモノ出しても
相手の練習にならなければ
返って邪魔になる。

それを差し置いてでも
吸収したいんや、っていうモチベーションはあるが、今回は本物。

走ってるステージが違うし、
スケジュールもきっと密。
そんな貴重な時間を
共有させて頂く事には大変恐縮した。

まず、そういう話しがマリーさんの元へ届き、最低限の人選ラインにをくぐって
スケジュールが合ったぼくは運が良い。

ただ「練習相手」として
多くを求められてはいないので、
自転車乗りとして最良である事に努めた

日下部に10時、少し回って合流。
待ってる時間が長かった。
緊張じゃないけど、早く始めて
いっそ早く終わらせてしまいたいという
変な感じ、肝っ玉が小さいのだ。

NIPPOで走るウィリー・シミット選手と
メカニックの西さん。

ウィリー選手はつい先日TOJ
走り終えたばかり。

長身のイケメンだった。

西さんの通訳を介しながら
説明をして頂いてスタート。
西さんは車で伴走、追走、先導。



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プリーズと言って数枚撮らせてもらった

約2時間、ノンストップで
周辺のアップダウン基調コースを。


自転車の上で行う細かな動作から
降りた時の所作まで。
ぼくがウィリー選手から感じ取り
教わるモノは多かった。

聞くと、今日は体調が悪いらしく
当初聞いていた4〜5時間練習は
短縮されての2時間になった。

脚と背中の補給食は割と余ったが
正直ホッとしたのが素直な所。

最後、別れ際にお2人に
ありがとうございます、と。

そしたらアリガトウゴザイマス、と
返してもらう。






貴重なお時間を共にさせて頂けて
ありがとうございます。

そしてぼくに声を掛けて下さった
マリーさん、ありがとうございます。

紹介頂いた人間として、
恥じない、失礼の無い走りを
心掛けはしましたが、
どこまで行き届いたかは
自信ありません。


ただ、嫌でも今年いっぱいは
刺激に困らなさそうです。