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evolution.com

翼製作所

「持ち越し」




大会名:JBCF  大井埠頭ロードレース
開催日:5/25
開催場所:東京都大井埠頭内特設コース
カテゴリ:E1
リザルト:28位
( 出走77名、完走64名 )

「目標」
チーム内で優勝者を出す。
チーム員との連携を機能させて
結果を求めに行く。

「コース」
1周7kmを4周する計28km。
コースはほとんどが平坦で
やや登り基調、下り基調がある。

一箇所コーナー立ち上がりに
坂があり100〜200m程。

コーナーは7カ所程あるが
1周7キロと距離があり、
直線区間も長いため緩む所では
集団の密集度も高くなりやすい。




「展開」
4周と少ないため、荒れた展開も
予想していたがペースは遅め。

スタートは3人固まって最後尾から。

スタート後、エースとシミズさんが
前に上がって行くのを見送って、
自分は最後尾のまま2周目まで。

2〜3周目、いつも逃げを成功させてる
人が動いた時だけ合わせて前に。

数回繰り返すが先行すれば
後ろはドッと縦に伸びて繋がってくる。

タイミングが
合わないというのもあるが。。

この日は脚の調子が良く、
前で動く分には危険回避にもなり、
いいアップになった。

3周目、
大体この周から集団も
引き締まるだろうと、
シミズさん、エースの近くに
居るようにする。

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Photo by お春様

このすぐ前にシミズさんも居る。

ゴールスプリントの準備。

集団のコントロールはHONDA栃木。
5人はデカいよな。

ラスト周回。
集団の密集度高し。
縦伸びはコーナー明けのみで
リーダーチームが牽き切らないから
後ろから何本も列車が
上がってきてしまう。

それでも最後は
このチームが本命だろうと、
ネクストイエロージャージの
後ろ付近を確保する。

ラストコーナーのもう一個手前コーナー
左側からシミズさん、
1人挟んでぼく、エースで抜ける。

シミズさんに“もっと中に“と言う。

ここはまだ潜むべき時。

集団の左側でなかなか上がり切れず
内からエースが前に上がる。

シミズさんで一緒に上がりたかったが
止むを得ず、更に左から抜いて
前方列車のエースの横まで付けて
前に入る。

そしてラストコーナー、
立ち上がりで更に番手上げて
ホンダのラインに合わせる、
まだ見られないように調整する。

この立ち上がりでエースが後ろに居るのを確認し、シミズさんも再度前に付けてくれる。

しかしペースが上がらず
後ろからどんどん上がってくる。
けれど牽引はホンダ任せ。

ホンダラインの後ろに付けていく。
シミズさん担当区間なので
頼っていくが、位置していた左側の
流れが滞ってきたので、
ギリギリまで悩んで右側で上げていく。
同時にシミズさんから離れる。
また後ろに付けてくれるのを願う。

エースは確認できているので
あとはホンダの駆け出しに合わせる準備

その時、ぼくの前の2人が小競り合いを
始める、仲良くお願いします。
こんな先頭でこれは良くなさ過ぎるので
スキを見て2人を交わす。

辿り着いた場所は最高の位置。
絶対リードアウトできると確信した。


けれどまだエースが交わし切ってない。

と、そのタイミングですぐ後ろで落車音
聴覚的には自分のすぐ後ろに感じた。

タイムラグがあってもう一発。

もう居ないのは分かっていたが、
自分の安全確保して振り返ったら
居たはずの50人程の集団は誰1人居なかった。

そしてエース、シミズさんがいない。
逃れた先頭はそのままスプリント開始していくが、自分は気持ちが切れてしまい
加われなかった。

沿道に居るであろう
お春さんを探しながらゴールし、

すぐにUターンして2人の元へ、
と気を急いていたら2人が話しながら
ゴールへ向かってきたのが見えた。




「良かった点」
役割分担で展開したレース、
特に最後のゴールに向けての形が
重要所だったが、初めての連携作業で
ゴール際まで辿り着いたのは収穫。

「悪かった点」
最終局面、勝負所に近づくにつれ
細かな連携作業を怠った、
面倒がって何でも自分で済ませようとしてしまった。
チーム員を信じ切れなかった。

形としては、
シミズさんで集団縦伸ばし、又はホンダ列車に合わせて1枚目の板として風除け。
ぼくでスプリント掛けて、
最後エースで発射して勝つというのが
今回の最大目標。

というわけで態勢に入る勝負所では
シミズさんの背中に付くのだけど
数コンマが命取りの位置取り、
常に上がる列車に乗り換えるのも必要、
それよりは下がってくる列車を
避ける事がミスを減らす意味で大切。

最初に取っていた位置に見切りを付け、
ぼくは右側から列車を組む判断をした。
それは清水さんを切り離すと同時に。

これは状況次第で、その早い決断が
実を結ぶ事もあるだろうから
情が入る余地は無くていいだろう。
逆の立場でも他にチャンスがあれば
是非見捨てて可能性のある方へ
乗り換えて欲しいと思う。

ただもっとやり方はあった。
コミュニケーションを省いた感が
多々あった。

そして最後の列車態勢。
自分、エースしか居ない状況を考え
ギリギリまでの牽引+最終スプリントの
どちらも頭にあり、思い切りが持てなかった。

ホンダ列車は5人、
その風の恩恵へあやかるためと、
ペースが上がり切っていない分
上がった時に同時に合わせていくため
前へ上がり過ぎずにホンダの後ろに
潜むように居た。

これが結果的に、
落車に巻き込まれる位置取り、
他の人の接触確率を増やしてしまった。

自分のスプリントは捨ててでも
ホンダと横並びぐらいまで
上げていればエースを安全な位置で
運べていた。

ホンダの掛け出しが始まって
その時にぼくは対応する脚が無くても
それを捌く技量をエースは十分持ち合わせてる。
多少分は悪くなるが。

完璧な形を求め過ぎた、
妥協案を選べなかった。

良く言えば最後まで勝負にこだわったの
かもしれない。







後に落車の酷さを知る程、
チームの人全員が無事だったのが
1番だと思いました。

勝負にこだわるのは非常に大切。

けれども少しでも安全にレースを
運べた方がイイですよね。
安全を謳う割には、皆さんピリピリするポイントが不可解。

ほとんどは社会人だと存じますが、
翌日仕事がある人達の走りとは
思えません。
お家で家族が待ってる人も居るはず。

そこが主戦場、生き場所とする人も
もちろん居ますが
“減らせる事を減らさない状況“を
悩ましく思うだけです。

ぼくも結局はそういう世界で
時に犠牲払ってます。

自分の中の線引きは幾つか
あるんですけどね。





にしても悔しいです。
エース、シミズさん、ごめんなさい。
そしてありがとうございます。

サポートで同行頂いたお春さん
ありがとうございます。