「脚とアタマ」
歪み(ヒズミ)
どうしても生まれてしまうもの。
集団で走れば歪みだらけ、
レースなら歪みが生まれるのは当然。
それに対応できなかった者負け。
練習では皆が走力バラバラ、
そして考え方もバラバラ。
集団内でガムシャラに牽く人が居れば
その前を走ってた人は列車に再復帰するのに脚を使い、後ろを走る人は小さな加速を行い、それが最後尾まで伝わっていく。
たまに居てくれる集団内の潤滑油役。
この人が前の人から伝わる歪みを受け止め、消してくれる。
つまり加速せず、緩やかに追いつく、
前との距離を詰める。
ただこれもかなり脚を使う。
出来る人も限られる。
まさに練習ならでは。
脱落者を出さないための手段。
歪みは悪者でもない。
レースでは必須。
そういう練習も大切。
細かな小技が効いてます、集団内では。
ぼくも何も考えず走っていた時は
きっと誰かが調整してくれてたんだな、
と思います。
最近は歪みを作る事があっても
「無意識」から「意図的」に
変わった気がします。