「右と左の関係」



水曜夜練習、社の森公園。

次のレースは登り含む複合系なので
平地オンリーより坂走りますかーと。

8:30ぐらい到着、処刑人と。
スガノさんの合流待ちで
メニューは始めずにコースを試走。

スガノさん遅れるから
2人でメニュー開始。


1本目、
登りからキツい所で踏んでいく、
キツいが頂上まで持つの自分でも分かる。拒否反応は気持ちの弱さだからそこをつついていく。
処刑人とならこの練習は可能。

登り終わり際で加速していって
緩斜面に入る前から30km/hまで上げていく。
後ろの処刑人の姿は見ないようにして、
見る余裕もぼくに無かった。

2本目、
苦手な往路側、リズム何とか作って頂上近くまでいって再び加速。
こちら側の平坦区間は短いが
直線なので誤魔化しが効かず
自分との闘い。

ぼくがサボれば処刑人の練習にならないし、コンディションを上げる役割りになれないからとにかく先頭固定で引き上げていく。

レストまで耐え抜いた瞬間は
毎回のように嗚咽、咳き込み、ヨダレ。
ぼくは声を荒げるタイプだが
処刑人は静かに苦しさを飲み込む
声を殺すタイプだった。

そんな2人が同じ目的によって
走り合わせる所が面白いと思う。


3本目、
スガノさん合流して3人で。
先にUターンして登ってもらって
ぼくらがそれに追いつく形で。

処刑人と2人でスガノさんに追いついて
そのタイミングで加速ポイントが来たから腰上げて平坦へ移行させていく。

そこから先頭でギリギリ続く強度で
踏んでいく、後ろからライトが照らされてるから皆離れてないんだなと思って
交代促したらスガノさんが前に来てくれて、処刑人は千切れていた。

それからスガノさんの前に出て
再びペース上げていく。
振り切るつもりで。
最後は1人で「しゃあっ!」と叫んだ。


4〜5本目、
スガノさんの脚がまだフレッシュだから
登り先行してもらうようにして
その後ろに処刑人、ぼく。

それから平坦区間もスガノさんが
良いペースで牽いてくれたので
後ろ観察が出来て残り本数と強度を
決めるのに助かった。


6本目ラスト、
登りから上げぎみで。
頂上より手前で2人に
「E1行きますよ!」と言ってから
加速掛けて残り区間を全開走レベル。

色んなモノが出た。
頑張ったと思う、久しぶりに。


練習終わって流してスガノさん見送って
処刑人と帰る、帰り車中で色々話すが
まだまだ目に宿るモノは熱いなと。

ここが強くなれば面白い事が増える。