「脱脚」





NASU練習会   淡河〜東条周回

参加させて頂きました。

前の日に夜勤が入り4時に帰宅、
少し寝たかったがプロレーサーや
沢山のヒトが来る中、遅れちゃいかんよー、とケベルさんが釘をさしてくれていたので、深くは寝ずに過ごすも出発時間の際で危うく寝落ちしてしまう。

結果的に仕事疲れ→取れず→体力未回復の悪循環になってしまった。
こういう日は参加しない選択が
1番迷惑を掛けないんだろう。

時間ギリギリに到着。
イノウエ君もその後ギリギリに到着。

イノウエ君は数日前に連絡をくれたので
この日の練習会にぼくが逆に誘った。
NASUの人達の練習会はイノウエ君に
合うと思った。

ピッポさんにも声を掛けたけど
山の雪が妨害して別練習。


淡河からスタート、
そのまま東条周回まで。

多い、確か9人。

ペースはまだ耐えうる所で、
けどあまり心地よくは無い。
脚が回らない。

9人いるが上手く回らなかったので
ペースが上下する。

◦東条周回   1周回目
コース知らない人もいるからと
ゆっくり宣告の元、ゆっくりにはならなかった。
コータローさんとリンさんが
ペースを小刻みに上げていく。

後半になれば残ってくる人間は
限られるからそこに加われるように
考えて走る。
ぼくはこういう上げ下げに
しっかりダメージ食らうヤツだから
後半からの本番モードを考えるだけで
憂鬱になった。

◦2周回〜3周回
特別にメニューがある訳でもなく、
ナガラさんもいるので
とにかく残れるようにだけ。

ローテーションしていると
キツそうな人が見えてくるから
そういう人を1人1人ナガラさんは
切っていく。
そのアクション自体は本人に
気付きにくいようにして走ってるから、
ニンマリ光線の中身を少し見た気がした

3周回目終わりには5人。

風が爆風で登りの吹きさらしでの失速がメゲてくる、気持ちが。


◦4周回目〜5周回目

4周回目、半周程の地点、登り終わりの
平坦でナガラさんが抜けていく。
これにぼくは遅れ、Jさんも近くに。
イノウエ君は腰を上げて追いついていた。
そこから登りを踏んで
下りでJさんにも代わってもらいながら
追いかけたが絶妙に追いつかなかった。

追いつくチャンスはイノウエ君が反応したタイミングであるべきだった。
最初に腰上げて10秒〜20秒詰めにいけなければ、その後に淡々と走って追いつく訳がない。

何故それをしなかったかと言われれば、
練習不足で気持ちと身体共に緩み切っていたからだ。
まぁそれは全て実力として
この日の結果になるから
気持ちで身体を動かせれる限りは
ペダルを回し続けないといけない。

根性無しになってしまう。
今日は根性無しだったなと感じた。

Jさんとなら復帰できる気が湧いて
立て直しモードになれたが、
脚を痙攣されたようで単独になる。
もっと下りで牽いて
休んでもらうべきだった。
Jさんに甘え過ぎてしまった。

一度、前に追い付き掛けるが
あとひと息で今日はとことんダメだった

暫く進んで立ち止まるイノウエ君がいて
痙攣が一気にきたそうで固まっていた。

ぼくも脚が”攣りそう”だったが
その手前で走っていた。
攣って動けなくなるまで
前に残るイノウエ君とは差がある。

頑張った差が。


と言いながらぼくの脚もヤバイので
イノウエ君と5周回の半周を流して
皆さんに合流、道の駅休憩に。

皆さんありがとうございました。


休憩後、方向が一緒なので
イノウエ君やJさん達と帰る。

いくつか登りや平坦で
イノウエ君に遊んでもらう。
練習のメリハリを知っている人だから
変な意地の張り合いにはならないので
本当に”遊んだ”なと思う。
楽しかった。

別れ際、腰を上げてたら何とかなる、
と言っていた。
座っちゃうとダメなんだ、と。

彼の強さやモチベーションを知ってるから、それを聞いて感慨にふけった。
言う通り、これまで何度も腰を上げて
イノウエ君は何とかしてきたんだろう。



今年も走るためのスイッチを
押してもらった。



150㎞