「ナンデモミエール」




アワイチ、6人で。

今年は沢山アワイチ行きそうですね。

雁字搦めなメニューに沿るだけの
練習はぼくも得意じゃないし、
練習を楽しくやれるに越した事は無いから、この日は強度重視そっちのけぎみ。

4時間、5時間走って
しんどいねってのはあるけども。

基本的には、その人に今の自分に
何が足りないっていうのを考えてもらって、それが見えたらどう足していくかを
一緒に考えメニューとして行動→実践していくのがぼくが今までやってきたり、
人に教えてもらってきた練習。

メンバーと今の時期を考えれば
この日は“足りないものを探す練習“に
当てはまると思う。

長距離、長時間、複数走行だから
走りながら修正をしてもらうのも狙い。
1周の間は運命共同体なので
“協力の形“を作る事になるから、
そういった動きや考え方が
最終的にレース中の動きに連結して
いくだろうと思う。

3人がバラけない範囲での最速で1周を
して下さいと言って、
ぼくとシミズさんはお春さんを加え、
後ろから追走の形でこれまた3人が
バラけない範囲での最速を目指す。



スタート〜洲本ファミマ
スタートすぐ先行集団と1分以上開く。
序盤程、前が見えてると追う側も
ペースが上がりやすいので、
前の姿が見えなくなってから
アベレージ走に切り替えていく。

一定走行だとアベレージが稼げない、
かといって斜度のある区間で
上げにいくと前を牽く人間も
後ろのお春さんも疲弊するので
坂で落として下りで踏んで。

理想は斜度の切り替わり際をスムーズに
して後ろのお春さんが速度の上下に
気づかないぐらい、ていうのが理想なんだけどまぁ上手く行かない。

お春さんもこの日に限って
すごく調子が悪そう。
サイボーグじゃないのを確認できて
ホッともしたが。。

シミズさんに前変わった時に
お春さんの息は上がるようだ、
そうなるのがたまたまシミズさんが
前を牽く時だっただけで
2人でエスコートしてる以上は
2人のペースメイクが悪い。

ぼくが仮に色々先に気付いてたとしたら
どんどん途中に言葉の掛け合いを
していくのもできたから、
面倒くさがったんだろうな、ぼくは。

ファミマ手前で先行集団に追いつく、
パンクで止まっていた。
大体5分差ぐらい。


ファミマ〜福良ローソン
ぼくらが5分先行でスタート。
水仙をゆっくり登るため。

先行集団の3人には
登り区間は自由です、
下りでまとまり直して下さい、と。

水仙はイトーさんが速そうだった。
スピードの緩急に1番順応してるだろうから水仙の距離と斜度はイトーさん向きだと思う。

下り切るまでは先行に抜かれず。
しかし平坦ですぐに逆転、元の形に。

こっからは慎重に。
予想通り海岸線に出て風が強くなる。
後ろに居ても受ける風の量が増えるし
風向きが変わるから、その度に走り方変えて脚を嫌でも使っていく。

シミズさんに前牽いてもらって
ぼくはお春さんの横に入る。

風が強い時は時間経過が遅く感じて
気が滅入るから撮影タイム作って
1分だけはあっという間に過ごせた。

灘の坂の前に2人に補給してもらう。
ぼくもパンとブラウニーを口に入れた。

灘の坂をのらりくらり走って
踏める下りだけ本気で牽く。
これで先行集団に詰めれなかったら
追走のぼくらに他の選択肢は無いだろう

先行集団もサイクリングしてる訳じゃないから、追いつけないのは妥当。

と、思っていたが
1番長い下りで前の3人が見えてくる。
イェーイ。

シミズさんにこの区間で前を捉えたら
ローソンに着く前の最後の登りを
先行集団に入って登って欲しいと
お願いしてたので一時的にお別れ。

後は頑張ってくれたお春さんと
登りをクリアしてローソンまで。
途中で止まってる先行集団、
2度目のパンクとな〜!
シーズン入る前のアクシデントは
アリだと思いますよ◎

今のうち、今のうち。

路面濡れた後は
本当にパンクしやすいですね。



福良ローソン〜郡家ローソン
8分先行で先に登っておく、
登った後のちょっと行ったぐらいの
平坦で捕まったから理想的。

風向きは更なる向かい風と横風+

ぼくとシミズさんで回していく。
後半はお春さんを真ん中で挟む、
正直辛いだろうっていう区間が
何度かあったんだけど、
そういう所程、お春さんは粘り強い。

ふっと気持ちが切れないかと思い、
たまに話掛ける。
ぼくもしんどかったので話し相手に
なってもらう。

地味に1番辛い時間だったと思うが
大崩れ無く郡家に。
イトーさん達が居て、これまた5分差程。

ここでお春さんが瀕死宣言。
本当にダメな時のパターン。


郡家〜ゴール
シミズさんには先行集団に加わってもらって集団強化と活性をお願いする。

後ろは気にせず最後はガンガンでも
いいですよ、と。

スタートは一緒に。

お春さんにも集団に乗ってもらって
その後ろをぼくが走る。
実はここからがメインディッシュ。
最後の最後に無いはずの力を
お春さんの脚から生み出してもらう。

これが面白いモノで
本当に生み出せる。

ラスト5㎞まで粘って
ぼくもお春さんを何度か前にくっつけたけど、爆風に押し返され1mが届かなかった。

後は流しです、と言って
2人でゆっくり帰る。

ぼくも脚パンパン、
お春さんもピタリと脚が止まった。

調子が悪い日は誰にでもあるし
レースの日に限ってそんな時もあるから
調子が悪い日なりの頑張り方を
練習でやっておくのも大切、

でもそんな時って諦めやすいから
頑張れない人もいる。

だから今日は収穫でっせー。
お春さん。






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チルコロさんに皆で行って
ヤマダさんにカレー6人前を
作ってもらう。

運動後の早い補給は大切だけど
やっぱり頑張ったからには
美味しいモノ食べたいし
美味しいと感じれる場所で食べたい。

チルコロさんに立ち寄るのは
全ての条件を満たしてくれる
貴重な場所だから。

ヤマダさん、ありがとうございます。
そして紹介して下さった
チャリまつさんありがとうございます。



先行集団でAve30㎞/h
追走で27㎞/h



3人にはまだまだ強くなってもらいます

まだ手をつけてない所、沢山あります

ぼくも負けないよう、何かひとつでも
勝るよう、走って強くなりますよー。





シミズさんのプロテインの塊、
個人的にはストライクです。
ご馳走様です。