「手段と目的」





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この日は山で練習しました。

山と言えば丸さん練習会。
菖蒲谷以降、山に行ってないので
またシゴいてもらいました。

参加者は丸さん、M崎君、シューさん。
処刑人、コージさん、ぼくの6人。

メニューは西六甲TT、表六甲TT、
裏六甲TT。の3本。

皆強くて速かったですねー
ケチョンケチョンでした。

丸さんとM崎君はキレキレでしたね。
敵いませんでした。
表六甲TTのシューさんは軽快でした。
しかし23Tで表登るのはヤバイねー。
例えクランクインナーがコンパクトでも
23ではなかなか山に行けないです。

コージさんの息遣いは半端なかったですね。途中この人壊れちゃうって言うぐらい。

処刑人は楽しそうでした。
相棒をあっさり置いて行ったのは
ちょっと意外でしたね。
あんなに仲良いし
大切にしてる相棒なのに、意外でした。

スパルタ式愛のムチっちゅうヤツですね


そう思うとぼくが王様に初めて西六甲TTに連れて来てもらった時は随分可愛がってもらってたのかな〜と感じました。

見捨てずに終始声掛けてくれて
ペースを作ってくれる。
またそれが追い込める
絶妙なしんどさでした。
あれ以上もあれ以下も無い。

こういうのがあるから
その人の練習に信頼が生まれて
また走りたいって思えるんでしょうか。
ぼくもそういう人になろー。




この日の内容は意外と良かったです。
菖蒲谷HC以降、完全にコンディションを
落としてこの時期の練習に系統を
変えてました。

再来週のとある練習会と
3月以降のシーズンインを考えると
この週、高負荷の掛かる練習が
必要かなと山に来ました。

だから登れないのは当たり前でした。

にも関わらず皆が見える位置で
ある程度3本登れたのは
「コンディションを落として
裸になった地脚そのものの底上げ」
を感じました。

最後は1分〜2分ぐらいモガイたら
追いつく距離だったように思います。

ただモガきに行くと
コンディションが上がってしまい
ピークが早く来るので
あくまで淡々とした地脚スピードで
皆に追いつけ追い越せ〜でした。

地脚のみで対等できる程、
山のスペシャリスト達は甘くないですね


今年はピークを何回作れるか、
ちょっと意識してチャレンジしてみよう
と思います。

意識し出したて気付きましたが
誘惑と不安がいっぱいです。

特にこの日は自分の目的を意識して
走る際に、純粋にしんどい事から逃げてるだけじゃ無いの?、って思ったりします。

この葛藤に打ち勝てる人は
本当に強いでしょう。

ぼくは自己嫌悪になったりしますが、
昨年それが嫌で「全部」食べ過ぎて
最大ピークを見る事なく一年終えました

それでも割りと乗れている状態を
保てたのは練習量の安定が
一助になったんでしょうか。

今年はもっと高い意識で
走ってみようと思います。


この日、自分の思いを決行できたのは
菖蒲谷前のヒルクライム強化月間が
後押しになりました。
1本集中して絶対負けないって決めて
取れた1本があったんです、

こんなぼくにも。

成功体験ですね。

こういう体験を一度でも得ると
自信に変わってきます。

勇気持って攻める、攻めないを
決めていく事ができる。

ぼくが本物かどうかは一年後、
又は数年後。




丸さん達と別れた後は西組で帰路
2時間程遠回りして帰りました。

この帰る時のペースも速かったですねー
下りや下り基調はGOODですが
坂で上げるのにはクエスチョンでした。

皆、練習モードが終わった流しや
回復走でも速いんですねー。
ぼくは気持ちも切り替えて
出すもの出した後なので
そういう脚気分にはなれませんでした。

皆の「楽」って速いんですねー。
ぼくはまだまだやー。


暴れ馬に振り落とされながら
何とか乗車させてもらって
家に帰りましたが、

ちゃんと流したくなって
30分程、20㎞/hぐらいでダウンしました

そしたら脚メッチャ軽い。

今日はありがとうございます。