『一足先に』


寝ちゃいましたので。

昨日の事ですが12/1長良川クリテ
エリートに出ました




エリート 36㎞ (1周3km)
     22位  


行きは代表さんに車で拾って頂き
6時過ぎに出発、コージさんも応援で
来てくれてたから車内で3人沢山話す。

10時前に長良川に着、
エース達と合流、もうTTを済ませたようでエースも凄いが、お春さんのAve40越えが本当に凄いと思う。

もう間違いなく速い。


エリートは2:30出走だから12時まで
ゆっくり過ごし身体を無駄に疲れさせないようにする。
密かにタナカさんは別カテゴリで2位に
なっていた、向上心の塊ですね。

12時過ぎ、お春さんの今年の集大成を
見終えてから自分の準備、
会場近くで40〜50分程走って
一度ご飯食べ、ストレッチして
また走ってスタートギリギリまで
脚を回した。

自分の準備に集中するため
見れなかったがアナウンスで
代表さんが4位に入ったと分かった。

スタート前にマリーさんに出会う、
沖縄で聞けなかった声、
この声がやはりないと、って感じた。







  • 内容

今回は実業団レースでエースと走る際の
予行練習、確認練習。
近くで走って沢山学ぶ。

オーダーはざっくり、エースが有力な
逃げに入ればOK、それ以外の逃げや
有力な逃げにエースが乗れてない場合
ぼくが潰しに行く。

ぼくはこの日、
自分のリザルトを考えずに走る。

最後にゴールスプリントで発射台、
『だけ』なら可能かもしれないけど
数揃えた学生、岩井コンビなど強力な
逃げは連発するだろうから
レース序盤から処理する事は多い、

それだけで脚は終わるかもしれないから
働く内容次第では完走できなくてもいい
必要な時に必要な事をできるかを試す。


  • スタートより

予想通りスタートからアタックが連続、
エースも積極的に展開する。

エースに岩井コンビや他に
チェックしておくべき人を
教えてもらって
ゼッケンNO書き出したテープを
ステムに貼っておいた

岩井コンビは元々知っているから
後ろのフォームや横顔で分かる、
それ以外は知らなかったから
聞いておいて良かった。

大学生?ぐらいの若いコが5〜6人
揃ったチームがいて活発的に動く、
このチームと岩井コンビ、と
その他数名から何度もアタックが
掛かる。

これにエースが乗れば見送り、
エースが乗っていなければ潰して
降り出しに戻す。

1番本腰入れるのはイワイコンビ。
若いコらのチームは個人の力低いと感じたので先行しても自分だけで捕まえにいかず集団の力を借りたり、流れに任せてみる。

イワイコンビの場合は考える間なく
反応する、しないを決めないとならないので長期戦にならないように、
潰すと決めたら最短、最大の力で。

逃げを捕まえる時はなるべく
裏のコーナー開けストレートで。

道幅狭い方の向かい風側でも良かったが
前と開きが少なく、自分の得意な区間で
踏んだ方が結果を出しやすかった。

潰せば当然脚を使う、というか乳酸地獄
だから半周は展開への反応、もう半周は回復&1番辛い時という感じ、

エースも自ら動くので
ぼくが休みがちな半周でガラ空き、
という訳ではない。

ギャラリー側のコーナーは
明けのダッシュで頑張らず
間に人埋める方法で生き延びた

ここで休む分、またコース奥側で
頑張れたから、大正解かはわからないが
待ちがっていなかった。
このコースだからできた。
いわきクリテで同じ事したら二度と
前に上がれない。

イワイさんはやはり上手い。
どこまで気付いて、相手にしてもらえてるかはわからないが潰しにくる人間が
毎回(ほぼ)同じ顔だからか目星を付けて位置取りを変えてきて
その変えた先がエースの後ろだ。

後ろに1人居る時、もう1人は前で逃げる

これでぼくが逃げを潰した時に1番メリットがある人間を絞れるって感じですか?
んーどうだろ、聞いてみたい。
(ぼくの予想です)

このリズムが出来上がってから
連続カウンターが非常に辛かった。
けどこの日はアシストスイッチに
入り切ってるから何度でも
捕まえる気でいた。

これを繰り返し、最後にイワイの大柄な方の1人逃げを捕まえた所でラスト1周を切って逃げは無くなる、と同時に全体のペースが上がる。

ゴールスプリントへ。

途中コーナー明けの縦伸びでビアさんの
後ろを走った、一緒のレースを走れるのは嬉しい。


  • もう相当脚に来ていた。
  • 逃げも生まれなくなった。
  • そしてこれまでの徹底的なアシストで勝手に達成感を味わっていた。
この3つがあった訳だけど
特に1つ目の内容により自分が最後の
発射台を満足にはできないと感じた。

果ては回したくても回せない状態まで
脚が攣ってレースを終える事だから
引き続きピリついた集団で走る。

残り半周手前、前にいるエースが
何度かキョロつくのが見える、
たぶん誰か探していて、それはきっと
ぼくなんだろうなと思った、強く。

10人程交わしたらエースの後ろに
辿り着く、そのタイミングで最終コーナーを抜け長いストレート区間。

エースもぼくに気付いた所で
前後入れ替わり、そのまま1番車速が
乗った列車の後ろを取りに行った所で
真横ぐらいから割込み体当りで
態勢を崩す。

こっちはエースを抱えてるので
当て返しに行ったが向こうが
立ってバイクを振りながらだった分
凌げなかった。

コケてしまう、

と思ったがあり得ない自転車と身体の
動きが繰り返された結果、
まだ無事でいた。
(たぶん奇跡)

しかしスプリント列車は
もう追いかけれない距離だったので
遅れてゴール。

自分のレースより悔しい気持ちが湧いた

エースは巻き込まれず回避して
3位でゴールしていた。
まだぼくの後ろに入り切っていなかった
のが幸いしたかもしれない。
真後ろだったら一緒に絡まってた。






  • 改善

エースとの連携強化、意思表示。

アクシデント回避。

確実なゴール前の発射台作り、
又は引き上げ役。


エース自身も積極的に動くプランが
あったからこのレースに限る話だけど
エースが脚を使う場面を
もっと減らせていた。

プラン内容によりエースはある程度、
前で回るリスクも生まれるけど、勝負所の脚に響かせないようボクはもっと自分のリズムを捨ててアシストに徹していく事がまだまだできていた。

この日が初の試みだったから
少しは役に立つ(機能する)のを
感じてもらえたと願って
次からはもっと使ってもらう。

スプリント前の接触は何とも言えない
障害だったが突き詰めるなら
もう1テンポ早く列車に並んでいたら
避けれていたかもしれない、
それはそれで後ろに付いたエースが
体当たりを食らったかもなー。。
それぐらい横暴者でした。

付け入れられた自分が甘い、
徹底する。
(目標、M.レンショー)





レース終えて
最後はとにかく悔しかった
全体通しては自分の力を使い切った
感覚に限りなく近いので実力的な不満は
残ってない、
また力と技を磨いて再チャレンジする。

イワイの2人との力は図れたのが収穫。
手応えがある、負けていない。

今日のコース特徴、風向きでは
大逃げ食らう前に半周〜1周で降り出しに戻すのが成功したが、
もっと色々なシチュエーションを
レースで学ぶのが大切。
手っ取り早い。

エースも登録のレースなら、
自身も立ち回り方は随分変わるから、
と言っていたからその時が来たら
また求められるモノが変わってくる。

厳しく追求すればエースが加わってない
逃げは防げたが、その逃げを繰り返して来たイワイ1名に最後のスプリントを
取られたので、そこはやはり掻き回された上に最後も持っていかれた敗北になる

となればやはり発射台はどうしても
やりたかった。

自分やアシストの手伝い無くても
立ち回りや力の使い所の上手さで
表彰台に上がる人。

そんな人を更に高い場所に
立たせていきたい。

レース中やはり2人はしんどいです、
仲間が最初からいない分、自分しかいないと思えて覚悟は決まるんですけどね。
途中、1人でやる量じゃないぜーと
つい思い掛けてしまいましたよ。

ぼく1人の限界は
どこかしら見えて来ます。

でもね
今日は限界まだ見えませんでした

もっと出来ました。
けど近かったんです、『限界』まで。
だから普段じゃ味わえない経験を得ました。

また自転車好きになれました。

趣味越える本気の遊び。。。
とかどうでしょう。





レポートにもならない
自己満足日記でしたー。

ゴール後、確認したら前輪が
フレてました。
接触の時だー、野郎めー。

監督さんに前輪替えてもらい
ネクスト杯にも出ましたが
スタート時のクリートキャッチから
脚が攣ってたので、完全に脚が動きませんでした。

しかし熱い応援を頂く相手はマリーさん

マリーさんの熱い視線はお金に変えられない価値があり、非常にありがたいのでそのビームを浴びてる内は自転車から降りれない設定にぼくの体は作られてます。
脚を攣らないペダリングを見つけて
希望が持てない周回を重ねる。

何も出来ずそのままレースを終えました


帰りは代表さんツアーで
お風呂〜焼肉コース、
田中さんとお連れさん交えて
一気に観光モードになりました。


今回、行き来をご一緒させて頂いた
代表さん、コージさんには本当に
沢山甘えてしまいました。

感謝しきれません、
ありがとうございます。












うぃー、また頑張る日のために
準備しよー。