『速くじゃなく強くなる話』




身体が動かしにくい寒さになってきた

冬は冬で楽しみがある。

自転車で使っていない筋肉を
刺激するのも必要だなと思い
自転車で朝練行くのはやめて
1時間ランに出掛けた。





1時間  10㎞。
普段全く使っていない部位に負荷を掛けるので最初はそろーっと小走りぎみに。

温まってからはインターバル風に
4分ペースで数分〜レスト
3分ペースで数分〜レスト

これを途中に何回か入れたら
10㎞あっという間だった。

頑張ったり、淡々と走ったのは
半分の5km程で残り半分はジョグペース

中学の時はもっと地面を蹴って
ストロークも長かったなと思う。

家帰ってコンプレッションだけ
履いておいた。






今、自分は歩く事が最も疲れてしまう。
自分でも信じ難いけど5分でも疲れる。


ランニングである程度、有酸素運動に
入れると返って楽なり、続いたりする。

仕事も歩いたり走ったり、よく動くが
行為そのものに慣れていたり
要領っていうのがあるから
大きな疲れまでは感じない。

これは特化なんだろうな。
(退化ではないと信じたい)


ランニングは着地衝撃を受ける動作が
あって自転車にはこれが無い。
ぼくの勝手な考えだけど自転車の方が
誰でも練習を重ねれば実を結ぶ質が
大きいと思う。

向き不向きよりも誰でも上達に
向かっていきやすい。

その分、気持ちの強さが左右する
場面は多い。。。。
これが非常に狂おしく辛いが
矛盾にもどんどんハマッていく。




だから
意志の強さが試されるこの
『自転車』がぼくは好きだ。





本気で楽しめるのは強み。

具体的にどう楽しみたいか、
どう頑張りたいか、

楽しむ場所、頑張る方向が見えてくれば
強くなる量やスピードも増す。

もし周りより具体的ではなく、
漠然としていて、けれど速く走れて
苦しい時間を共有できる人がいるなら
その人の忍耐は優れてる。
自転車競技への適性が
何かしら備わってるかもしれない。

ぼくは仙人にはなれないな〜と
気付いたから戦う場所を作った、

これは主にレース。

高める場所を増やした、

これは練習会や色々な人との出会い。

人と競うっていう分かりやすい方法で
自分と競う事を求めた。


違うタイプの走りに触れる
違うタイプの考えを聞く(刺激を貰う)
       ↓
自分を見直す(刺激を分解)
       ↓
見直した上で試す
       ↓
また見直す
       ↓
良かった所を取り入れる


これは1人で走ってるだけじゃ
なかなか得られない

大正解かはわからないけど
ぼくにとっては大体こういうイメージ


しかし毎回同じ刺激だと偏る事もある
身体もそれに慣れるから
ある一定の強度、距離に強くもなれば
弱くなる所も出てくる。

だからぼくは色々な人と走る。

1人の時間も大切に走る。


1人で走ってる時の走りの無駄(効率の悪さ)と、複数で走ってる時の無駄は違う
どちらも削ぎ落として本番に臨む事ができれば最高。


ある練習会じゃ強くても
違う練習会じゃ千切れまくる時がある

レースも結果が出るものもあれば
違う質やカテゴリのレースでは
箸にも棒にもかからない事もある。

練習はあくまで手段なので
レースと比べる話じゃないけど。
同じ所、場所にとどまらないって教訓。

ぼく自身への。


手段、ていう事を考えれば
練習でチャンピオンを
目指さなくてもいい。

けど絶対に負けないって決めた1本は
必ず獲りにいく、たとえ9本負けても。

この決めた意志に対して
身体を反応させる事が
『勝負所の力』になる

なんとなく1.2を争う所で走ってる頃は
気付いてないものが多かった。







ぼくにとって出会いは希望で人は財産


あかん、少し恥ずかしい。
という事で逃げます。







明日は働きます、
上カテで働く時のための勉強、練習。
やっと同じカテに上がって
いざ行動、と言ってもいきなりは
上手く行きません。

だから無条件に同じカテゴリで
走れるなんて最高の練習環境ですね。

ぼくは本番でいきなり100%な働きが
できる自信が無いので、自信を付けにいきます。

逃げはしませんが。。。。