『火を絶やさない』



いわきクリテ

E3
10/5 予選1組


出走28名、予選勝ち上がりは上位15人

天候は朝から雨だったが、降ったり降らなかったり。路面はウェット。

いわきクリテは初めて走る。

コーナーが多く
立ち上がりのダッシュが連続する。
それに加え短い坂が織り混ざっていて
集団内での立ち回りが求められる。

途中に短いが石畳区間があり
試走ではよく滑ると感じた、
レースでは前が行けたら自分も行けると思って攻めるしかない。

それでもまだ石が尖ってないだけ
本場に比べたらマシなのかもしれない、
たかが数百mで文句言ってたら
ヨーロッパでは走れない。


1.23㎞のコースを15周する計18.45㎞。

スタート後、前半3周回程
ずっと速いペースが続いて、
集団の流れやコーナーの入りもまだ安定してないので5〜8番手で耐える、

段々とページが落ち着き、
上げ下げが減ってきたので
番手キープをやめて坂の終わりで前に出て下り終わりやコーナー終わりで
何人かに抜かしてもらう脚の省エネと
安全策を優先して走った。

ラスト3周回あたりからぐんと
ペースが上がり、前で走っていても
後ろから登り返しでドンドン捲ってくるから加速も増える、列車を乗り換えていく。

ラスト最終コーナーで落車が起き
巻き込まれ掛けたけど寸前でラインを変える余地があり、そのまま抜けて前方数名に追いつき一緒にゴールに飛び込む。

最後は自分の前が10名ぐらいだと確認して踏むのをやめてゴールした。

今回は珍しく予選からmoricoのイノウエ君と一緒だったが予行練習をしてるかのように上がるべきときに位置を上げていたのが印象的だった。

走り方が変わってる。



予選は9番。
レースAve37.99





10/6
決勝

Lコース1.63㎞を21周
計34.23㎞
出走40名


12:00から決勝だったが
一緒にきていた我逢人さんが
7:30の敗者復活戦に出るため
会場に6時入りした

付き添った後、仮眠を取り10時頃から
軽く脚を回して、出走前にもう一度
心拍を軽いギアで上げておいた

脚は反応するが、
攣りそうな感覚があったので
2LANをポリポリかじり、
水も朝から積極的に飲んでおいた。

UP中や出走直前まで構わず
話しかけてくる我逢人さんは強心臓だ。
ぼくは集中したくて神経をすり減らすタイプじゃないけど相槌するしんどさってのがあるからさすがにまいった。

ナイスキャラだな。


身体が好調とは感じなかったが
脚はよく反応した方だと思う

そう思う事で最後の局面まで
絶対残るモチベーションを作った。


スタート後、前日のおさらいを
するかのように危険回避度が高い場所だけ先頭に出てマイペースに走り、
後ろが被せてくるのに合わせて集団内に留まる。

決勝は予選のコース+数百mのコの字が追加され、実際走ればインターバル区間が増えただけ。

前半、2周回目ぐらいでゴール手前の
コーナーで落車が起きる、
ちょうどぼくの後ろ辺りで起きた。

確認すると道が塞がれて
中切れになりそうだったので
ぼくの前の人達に落車を伝えて
ペースを上げませんか、と問う

これで前半の周回で10人以上が
居なくなった。


ラスト3周回までは何回かペースの上下があり、単発的な飛び出しが繰り返される

どう見てもゴールスプリントの
展開だった。

絶対にスプリントでって意見の合う10人ぐらいが飛び出しを潰している。

協力体制が整っているのを見て、
今の自分の脚を考えて
ラスト2周からはスプリントに備える。

地道な番手作りは悪くなかったけど
下げずに位置するべきときに
太腿の付け根が痙攣し始めてしまう。

そこで3人に抜かれ、後の登りで抜き返すがその差分、更に前の優勝争いの集団スプリントに乗り切れなかった。




11位
完走28名

レースAveは40㎞を越えてたみたいだけど、返って走りやすかったかもしれない。


イノウエ君は4位だったそうだ。










『改善点』

最終局面までの運びは悪くなかった、

今回のコースの特徴をもっと捉え
展開と照らし合わせる詰めが甘過ぎた

コース的にも脚的にも番手取りして
ゴールラインで刺すのは難しかった。

純粋なスプリントで分が悪いと思うなら
もっと手前に動くべき所があったから
その位置から先頭、もしくは抜け出しで
ゴールに向かっていった方が、
勝つチャンスはあったし、順位も変わってた。

何故その時にそうしなかったかを
問われたら、もうそれは自分の弱さでしかない。

脚や心肺が更に辛くなる状況を嫌い
それに気持ちで立ち向かえなかった。

ゴール際の繊細さと図太さが
人より足りなかった。







『レースを終えて』

サバイバルな展開で
勝負に絡める位置まで残れたのは
自信に繋がった。

脚が攣ったのは本当に悔しい。


選択する時間、余裕が無く
『もしかしたらその場で止まってしまうかもしれないが攣っても踏んで行く』

ではなく

『そこまで状況を悪くせずに
少し回復してからまた番手を上げれば良い、きっとチャンスが降ってくる』
を選んでたのかもしれない

だからこの順位、とも言える。

舞洲や白浜に比べ位置どりが要求され
バイクコントロールも不可欠で
純粋な力勝負だけではない、という点ではぼくのような脚でも戦える種類のクリテだったに違いない。

だからかはわからないが悔しい。


燃えてきた。
燃えてきた。







これで4戦、今年は仕事や怪我で
思うようなレース数は走れてないですが
残りも大切に走ります。

気に掛けて頂いた方、
サポート頂いた方。

本当にありがとうございます。





今のモチベーションはMAXです。