『68%』



朝からおやつの時間過ぎるまで、
一日中乗った。


少年が『練習したいです』と
声かけてくれたから『イイぜ』と返した
けど少し内容考えないと、
月末に大事なレースを控えた少年だ。

見土呂に素晴らしい練習環境が
あったけど距離的に難しいから
ボクが練習会を作る。

少年、アダチさん、タナカさん、ボク




朝8時に集合
軽い説明だけさせて頂いてからスタート
30秒交代、75〜80%で。

途中に何度か心拍聞くと大きくオーバーしたりしてたから、みんな基本的に頑張り過ぎた。
W維持じゃなく心拍値維持で走ると
『ペース』は一定じゃなくなる。
勇気持って落とす作業が必要。
でも落とすべき所で自分が先頭だったら
つい踏んでしまうよなぁ。

けど無理を利かしてる印象じゃなかったから集団が上手く流れる以上は続行、
即席で集まったメンバーだけに
皆、脚がウズウズしてたんだろう。

50㎞。

で、休憩





休憩後、今日のメインメニュー
やしろの森、往復走

1㎞登って2㎞平坦あって1㎞下り
この台形コースを3往復6本

12本で行く予定だったけど
前半メニューで個々の力量や
体調を見て減らす、
代わりに質を良くやり切る。



メニューテーマは
登り終わりから平坦への速度変換。
サブテーマは
繰り返し練習でどれだけ脚を残せるか。




登り区間で大体メディオ以上ソリア未満で走ってもらって間の2㎞平坦でソリア以上+可能な限りの高速巡航で走ってもらう。

登り口について3人並んでスタート
アダチさんには登り切った平坦入口で
毎回合流してもらうようにして
登り終えたボクらが千切れそうな牽きを
して下さいとお願いする。

可能なら3本目以降、牽き+アタックも
お願いしますと伝える。

アダチさんにはアダチさんの
平坦メニューでもあるから
2㎞の平坦を追い込んでもらう。




1本目〜2本目
登り区間と平坦に丁度入れ替わる所だけ
リズムを作る

アダチさんは良い具合に合流してくれて
レースで掛かる『振るい』と近かった

タナカさんは平坦で少し遅れ、
けど振り返ると踏んでいるので
こちらもあえて待たずにリズム続行

負荷を掛け続けたい。


3〜4本目
登り区間のタイムは落ちてないけど
平坦との入れ替わりで多少甘えて
抜いた部分が出てくる

そこをヒーヒー言わせてくれるためにも
アダチさんに平坦専門で走ってもらったのは良かった。



5〜6本目
最後は平坦でもボクと少年だけになって
崩壊してきたので6本目をラストにして終了


25㎞。
520m。



全員が合流してから休憩場所へ。

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キツイメニューやる前は皆喋らなくなる

それはやった後もだけど
終わった安堵感からか表情は緩む、
この『表情』を見るのが結構好きだ。

4本目の登り途中に『どうだ?』と
少年に聞いたら『楽しいです』と
返されてしまった。

終わった後じゃなく最中に
言うぐらいだから本音なんだろうな、


距離は短いのに脚が終わった感

これに結構沢山の勝つため強くなるためのヒントが隠れてる
ボクもこれに気づいて大事にし出してる



一応100㎞で練習終了を伝える



ボクは少年の帰路に合わせて
六甲あたりまで見送ってから
帰りたかったら『追加練どうですか』
と聞いたらお二人も付き合ってくれて
全員で西六甲に。

50㎞。

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少年と別れてまた3人で帰った
ボク1人だったら寂しかったです
ありがとうございました。



少年が翼生やしてるの見て
ボクも自分を磨くようになる
今日感じたのは『若さ』が脅威じゃなく
彼の『意志』が脅威だ。

自分の限界決めて走ってない人が
1番恐い。



良い練習、良い環境には自然と
人が集まる
ボクもそんな対象になろう。

人から教えてもらう事が
今日はあった。



202㎞
3757m




あ、いつも一日走ったら
携帯の電池って40%ぐらいなのに
今日は帰ってきたら68%だった

今日はそれぐらい触る暇は無かった。