どの角度から見ても
週末は美山の公道を使ったレースへ行ってきました。今回も残念ながらやっつけ感がやや。
人間魚雷にヤラれる前にエントリーをしていたレースは群馬、AACA、宇都宮、そしてこの美山だったので自分の中ではコレさえ乗り切ればという、もはや満身創痍、背水の陣、向かう所敵無し(逆に)。
そんな私情とは裏腹に場所は素晴らしく、実業団とはまた違った雰囲気でありながら、各カテゴリに熱量も十分あり自分が出たC1になると、ギラついた選手と貫禄あるベテランや常連などが入り混じり独特の緊迫感が楽しめる。
レースの方は1周約10キロコースを7周で争われる中、2周目で形成された10人近いグループが勝ち逃げとなる綺麗な展開。
普通にゴールまで行っても上位に名前を並べる選手が殆ど勝ち逃げグループに入った事で、ペースも維持され集団は打つ手無し。
自分はその打つ手無し集団で呑気に走り、良くも悪くもふわっと集団ゴール。
ただ、今はとにかくそれさえも奇跡的で上出来かと思ってます。
骨はおおかた、くっついたと言う事にしますが、痛みなどが完全に取れるまでは3ヶ月程を見た方が良いとの事なので、長い目で見つつ、徐々にボルテージを上げていかねばなりません。
レースに出れてる以上は待った無し、リザルトに体調悪し、や怪我明けなど記載される訳でもありません。
その中、走る事を選択しているのは自分です。
何故そうするか考えましたがひとつ言うなら『外』と繋がるためかなと感じます。
良くない時はいっそ遮断して山籠り仙人になり、また復活。も有りですが自分はそれであまり良くなかった経験をしたのでやり方を変えてみました。
外は人、人から自分に。エネルギーを回すと滞りが減っていく気がして。
とにかくどの角度から見ても今は弱さが目立ちます。
Kensaku SAKAI(FABtroni+camera)
目的とか優先とか
夜練で落車が起きてしまった。
2キロ程の長方形周回、それまでにすでに20周程していたが皆んなが左折する所を、1人真っ直ぐ走ってしまいガッチンコ。
恐ろしいまでに軽傷なのは幸いでしたが、自分も真後ろだったのでドギマギしました。
これについては本人のミスが大きいが、この日初めて来て走ってくれたコで、自分を含め慣れないメンバー、コースも誘発させた要素。
走り方としてはメニューを決め走者並び順も決めていたが、メニューをこなしていく段階で並びが一時的に入れ違いになったタイミングでもあり、そういった要素が一番悪い重なり方をしたとも考えれる。
今までに無いパターンだったが、人が増えればそれだけ走りのクセも重なり合い、時に最悪の形で襲ってくる。
その起きる前までに本人のコーナー速度など技術量も図れた部分があり、後半に行く(集団速度が増す)につれ『コーナーで無理しなくていいよ』と全体周知を掛けたが他にもっとやり方があったのでは?と人が1人コケた以上は考えてしまう。
なんでも聞く所によると中々の方向音痴らしく、それは事前に聞いておければ良かったな。短い周回グルグル回ってたらわかんなくなるよね。
未成年だったので皆んなでお家まで送りましたが、いつでも生死が関わってくるスポーツをやっている意識をしてないと。という思いに強く駆られてます。
本人のミスが一番、これは変わりませんが練習を進行していた立場としては、自分の要領を周りの人に同じ感覚で当てはめていたかもしれません。
皆んなが皆んな自分と同じように走るのはできない可能性。もちろんその逆も。
夜間走行でわざわざギチギチの先頭交代は突き詰めなくて良いし、昼間に比べ車や歩行者、落下物による路面状況など情報処理から判断、判断から後続への伝達などボリュームが増えるリスクを抱えています。
そんな事を全部回避や軽減しつつ、1人じゃできない練習をしていくって所に収めていくのが、あるべき姿かもしれませんが今回はその種を未然に見つけれなかった。
本人もケロっとしてましたが、事は事ですから風土化できません。
だけど行くスタイル
宇都宮2連戦へ行ってきました。
まだ状態はグダグダですがチームのコが1人、そして同じ地元県で強いイトーちゃん(女性)と遠征の段取りをしていたので、またしても運転手モード。
チームのコは不完全燃焼の1日目と頑張る前にレースを降りる事態に巻き込まれて深傷な2日目。命からがらでしたが何とか今お家へ送り届けてます。
イトーちゃんは海外遠征帰りのカラミ選手に反応し、集団置き去りにして2人で逃げ続け、2位に。マジ熱いよ。
勢いそのままに翌日のロードもレース勘冴え渡り9位とセンスしか感じません。
自分も走りました。
この何だかんだ自転車に乗れちゃうのが良いのか悪いのかって感じですが、やはり走っていて気持ち良くはありません。
全く踏めないんだ。
ざっきーさんより。
アベレージ20
レースの翌日、世間ではGW最終日など言われていたが自分は関係なし、しかし貴重な休日。
全投稿で記した何だかんだ走ってしまった(本意ではなく)レース翌日に盛り込んだのはそう、ゆっくり走。
しかも蓋を開けてみれば女性が3名、両手どころか花に囲まれるとはこの事。集団で走る際、放つ香りがすでに違う訳よ。
そこで学生のコを前日に続き来てもらいサポート体制を強化、加えて女性の1人方が走力に不安有りとの事で、ご主人が車で伴走という素敵な雰囲気。
この日、目的としていた場所へ無事に到着。
皆さんの足運びがとてもスムーズだったため、時間前倒し、急遽スマホでググり近くに古民家カフェたる店を発見、ご主人に伝えて先導してもらいながらこれまた無事に到着。
距離や内容含め、人によっては今回ハードル高い気の持ちようの中ご一緒して下さった事に感謝でいっぱいです。
えーえーしーえー
怪我のその後ですが、痛みは変わらず。
ただ動けるようになって来てる分、つい回復してきてるのでは?と思いがちだが、痛みとの付き合い方を体が探り始めてる範囲かと睨んでいるので衝動を抑えて自重自重、ゆるく乗っています。
先週土曜は岐阜で行われたレースへ、え?レース走ってんじゃんなどと思うなかれ。怪我をする前にエントリーしていた事に加え、学生のコを誘っていた手前せめて運転手代わりでも現地へいかねばと足を運んだ次第である。
口説い話だがスタートに立つ事はできるので、着替えて一応準備。
結論から言うと何だかんだと最後まで走れてしまった。展開は10人近い逃げが決まりそれから90㎞に渡り最後までもつれ込み、ギリギリ逃げ切りが決まるというレースだった。
意外だったのは集団が差を詰めた事、大体このレースでは置いてけぼり食らったら最後、後ろはペース上がらず試合終了。
追撃による単独合流は必ず起きるのでその動きに注意するよう学生のコに伝えたが、読みが外れてしまった、ごめんね。
見てる側は逃げも集団も目が離せない面白さがあったかもしれないが、どちらも死にものぐるいさはあまり無かったのではというのが私感。
色々な役割、敵味方という立ち位置を作ってゲーム性を楽しんでいたと言った方が納得しやすい。
ともあれ自分は、戦いを静観してる立場。コバンザメ走法のオンパレードでした。
普通に走れますやん、とか言われましたがちゃんと今回も奇跡です。自分でも驚いてる。
止まったら負け
前回の件ですが病院で診てもらった結果、ヒビが入ってたようです。
レントゲン写真を自分でも確認させてもらいましたが、…うーん、入ってるねって感じ。
自分は尾骶骨だと思ってたとこは尾骶骨ではなく仙骨という尾骶骨より上にある所で、加えて仮にヒビ入ろうが折れてようが手術も出来ない場所で、自然に骨がくっつくのを待つのみだそうです。
生活、運動は問題ないとの事。競技的には難しいトコといった具合。
痛みの引かなさ具合からヤな予感はありましたが、やはり病院へ行って正解でした。
そらレース中も痛いわ、と納得も出来ました。
割と今年は冬から順調に練習も積み上げ、漲るモアパワーを感じたりもしてましたが、ここら辺で上手く行かない障害は必要だと思ってます。
何かを取り戻すかのようにまたキツい練習をしていくでしょうし、思い切り走れなかった分、レースでは気持ちが入っていきます。
こういう事が起きて良かったと言えるぐらい。
これからを充実させていきます。
ぼくはクソ野朗が謝って来た時に割と即効でイイよと返した記憶があります、その瞬間から彼を咎めないと決めた訳です。
彼も色々とバツが悪いでしょう、けどそこは彼の問題として処理するなり乗り越えて肝心な自転車で強くなる、という本質から遠ざからないで欲しい。
ぼくも本質を貫くよん。
まぁクソ野朗なので何とも思っていない可能性はアリアリかな、じゃなかったら群馬初日のレース終わり、腰回りの痛みで悶絶中のぼくの前であー腰痛いなーレース疲れたなーなんて言わないはずなので。
ふふ、学ばせていただきます。
ただじゃ転ばない
ここ数年では外さないレース、群馬へ行ってきました。
なんでスタートに立ったの?ってなぐらいに自転車に乗る、ペダルを回す以前の状態でしたが走らない選択肢は無くて。
正直歯痒いです、とても悔しい。
完走なんて当たり前、このコース、このレースでしたい事、試したい事が沢山あったな。
力いっぱいぶつかりに行きたかった。
こういう気持ちになるのも含め、レースという現場に足を運んで良かったと思ってます。
このコースでDNFは初めてかな、けど体の状態があまりに違い過ぎてその辺りの悔しさは湧きません。
先週以降コケて引きずってる痛みですが、治るのかな?また乗れるかな?という気持ちで今を過ごしてますが治しますし、また必ず乗ります。
んでさ、また強くなっちゃうんだよ。
写真 ざっきーさん