脚モゲ日記 1dey

ザックリとですが群馬の事。

初日の120㎞、序盤のアタック合戦はお決まり。主要チーム辺りは逃げを行かせたい雰囲気は感じられたがメンバーやタイミングが良くないのかアタック→吸収が細かく発生し、貧弱な自分はひたすら集団にしがみつき状態。

脚を残す丁寧な走りを心掛けるがペースが上がった時の負荷掛かりっぱなし具合は毎回本気域で対応せねばならず、目の前の走りに集中するしかない引きずり拷問。

6㎞コースを20周なので重ねる内に休み所も増やせたが、このクラスでは展開さえ起きればどこでも勝負所になりうる(貧弱な自分にとって)のでコースの地形というよりは残り周回数と集団の空気感に神経を使った。

残り5周を切った所でホームストレートで完全な中切れとなり、後ろに居た自分は中切れ集団をパスして全開踏み踏みで下りに入る前の集団に付きかけたがひと踏みが出来ずその周で遅れ、2人の選手と合流し脚が合ったのでゴールまで連れて行ってもらう事が出来、何とか完走。ほんの1〜2車身を詰めれずおまけにオールアウトしてしまった。

ホームストレートでの中切れは心臓破り後からの下り返しから発生しつつ、どんどん差が膨らんでいったモノなので心臓破りに入った位置から予防線を張る必要があり、残り周回を考えればいつそうなってもおかしくない危機感を持たなければいけなかった。

それが出来なかったのは疲労とメンタル。脚を使ってでも前に居るのを疲労から後回しにした事で招いた結果。後ろでの走り方で要領を掴んだだけにそれ一本に頼ってしまった。

自分がパスした中切れ集団(後ろの選手)は全員タイムアウトになっているのを考えれば、やはり自分は人を使って楽をし過ぎたのでは。

 

・レース前の体調。

下の中。歩き疲れによる怠み。

・レース印象。

基本的に早い、密集度は高く隙があればどんどん割り込まれる(特に下り、コーナー減速時)

ペースの上下が激しい(掛かってる時の間隔が長い)

・課題。

位置キープ力。(隙を見て上がるがキープが出来ていない)人の隙にガンガン飛び込む積極性を終始持てるか(レース時間の長さから全体通してゆっくり構え過ぎ)後半に掛けての脚作りや余力、一発。

・収穫。

根性UP。距離耐性、負荷耐性、回復力。レースの空気読み。

 

下の写真はオールアウト後の脚&肺動かない、けど少しでも前に距離を詰めたいという選手として手も足も出ない弱々しい姿です。

 f:id:magatama99:20170428130244j:image

phot by Kensaku SAKAI(FABtroni+camera

 

 

マンモスうれピー

週末は群馬でレースを走ってきました。

自分が走るカテゴリーでは初日に120㎞、2日目に132㎞。前回の宇都宮に比べ距離があるためスタミナが必要となりますが、120〜130㎞という距離は微妙な所で長いようで短く、子猫の更に子猫ちゃんな自分からすれば展開に恵まれれば完走できるか?といった具合。

また詳しく振り返りたいと思いますが、まずは怪我なく終えれた事、2日とも完走出来た事で週明けの今は非常に気が休まってます。

自分が監督としてサポートさせて頂いてるチームの選手達の活躍や、こちらも無事怪我なく終えれた事も何より。色々思いますがそれはまた今度。

2日目は必ず完走したかった(レイティング面で)のでマンモスうれピー。レースについて率直な感想はとんでもなくキツかったが楽しめた、といった所です。

またまた沢山の人の力を借りて走れました。1つ1つですが少しでも目に見える形で感謝を表せればと思います。

 

f:id:magatama99:20170424135137j:image

 

 

学生さんから相談を受けた、内容はこうだ。

「実業団に登録がしたいが、何も知らない自分がいきなり入るのは危険だし不安なので、まずそういう走りを教えてもらえるチーム(又は練習会)に入りたい。」

相談されても、まず自分がろくな選手道を歩めてないので困る所だが、本人からその言葉を聞いて思ったのは、今の自分のレベルを危惧してレースに飛び込むのは危険だと判断できるのはとても良い思考をされてらっしゃる。

今や走りたい!という意思さえあれば走らせてしまう実業団チームは少なくない。

その結果……おっと、これぐらいにしておこう。

いずれにせよ誰でもできてしまうだけに誰でも良くない線引きをしないといけないのだが、じゃあそれは誰が?となるとチームの人間や代表、監督かもしれない。

話しを戻すが自分は良い返答を持ち合わせていないので、必ずちゃんと面倒を見てもらえるチームを2.3伝えておいた、後は本人次第ってやつです。

今回みたいな件については本人がある程度競技思考があるので、それ有りきで話をしたり練習したりできるが、とある練習会では必ずしもその場に居る全員が同じ目標目的とは限らない。

つい自分の物差しで相手を計らぬよう注意が必要。そして相手のスタイルにリスペクトの気持ちを持って接すれば沢山得るモノがある。

これと愛の無い走りはまた別ですが。

自分も人に偉そうに言えたレベルでは無いので学び続けなければいけません。

 

大学一年のその彼、良い環境に恵まれ自分のスタイルが見つかる事を願います。

 

 

最低限

週末、雨などで練習会が流れたりと予定通りにいかない、そういう状況も楽しんで隙間時間に短時間集中。

しかし質はもちろん量が足りない。

晴れた日曜はいつも参加させて頂いてる練習会に自分呼び掛けで2人がご一緒してくれ、そこにノマンズを入れた4人、コースは同じみ黒川。

人数も人数なので調和重視で気分はのほほんと構えていたが、ローテが機能せず。

ただでさえ少人数、脚の違いもある中での機能停止はちと辛い、実質3人ローテになるのは範疇だがローテ下手っぴさん、ローテに入ったり抜けたり気まぐれさんと集団走とは名ばかりの我我走。

普段ない即席メンバーという事もあり皆リズムが取れなかったのかな。

そうこうしつつ自分も練習したいのでなるべく前で踏ませてもらい最低限を確保といった具合でした。しかし人と走るだけで集中、アドレナリン、楽しさなどが単独では得れないモノが沢山あるため非常に助かりました。

 

皆さん愛ある牽きをお願いします。逆にぼくの牽きに愛を感じない時は後ろから蹴り上げて頂ければ。

 

練習の種類

日曜、ノマンズと登りで練習をした。久しぶりで何か調子が狂う、男2人で気持ち悪いな。。。

踏む時間を決めて練習するノマンズ。自分は疲労から付いて行けるかすら分からないので終始しがみつき。

出だしがキツイ、中盤過ぎると脚が動きだす。終盤は緩急さえなければイケイケ、この日一緒に練習しながら違う意味を持って走った自分とノマンズ。打ち合わせとかは無し。

最後登り切りで待ってたらプンプンでノマンズ。頂上まで行く必要が無いから(練習の内容的に)折り返してくるモノだと思い待っていたとの事。

ゴメンね。

ノマンズの強味は時間区切りで決めてパワーを出せること。5分、10分、15分など自分の基準を持っていてそれを元に走りの組み立てができる。

自分も区切り練習はするが最近はあまり拘らずにパワーを出す事を試している。そのパワーも数字じゃなく感覚。実にいい加減な。。。

 

数字無しでリミット更新している内はいい加減ライダー街道真っしぐら。

 

 

同時進行

土曜久しぶりのはりトレに参加。初めての頃は疎外感しか無かったが不思議なモンで心地よい空間に感じる今。

固定メンバー常連メンバーに加え高校生6人の大所帯、そのため区間は班わけ移動。

寺前〜生野の区間、妖怪プロと2人になるがそこから気持ちが作れず最弱な走り。妖怪プロは乗れてないのが伝わったが追い込みが半端では無かった。最後 体力勝負で踏み続けてるだけの自分。鳴呼

お心意気にありがたく反応ができず嫌悪感を持ち帰る事になったが、たるんだ気持ちが締まりやはり一緒に走れるのは幸せ。

呑気にフワフワ走ってても体絞れるしスタミナもつく、脚は鍛えられていくけど気持ちが鍛えれていない。

 

一緒に鍛えなきゃダメだ。同時進行。

目線

もう2週間程経つが開幕戦の事。

ほぼ最後方からのスタートを選び、集団の外から位置を上げていくのではなく中から上げての前方位置取りを今回、自分に課して臨んだ。

スキルの順応の尺度を作るためなのだが力が備われば居るべき場所を作れるし、足りてないのに無理をすれば自分どころか周りを巻き込む。

良くない行いは自分だけの問題で無いのでカテゴリに対してもチーム内に対しても新入りの自分は踏むべき順序があると考えてます。

クリテリウムの予選などを除いてはこのマイルールを暫くは課して走る気でいる。

 

肝心のレース内容だが勝負所とされる鶴の登り。ここを12回走ったのだが自分が集団から遅れたのは10回目の鶴の登り、毎周回 人が減っていったがゴッソリ減ったのはおそらく6〜7周目。

例にもれず自分もこの周目でかなりギリギリ、というより限界を超えて集団にしがみついた記憶がある。

phot by 岡元様f:id:magatama99:20170331214738j:image

最後尾を認識しながら最後尾ヒラヒラ。見返しただけで乳酸溜まります。

基本前方はドンパチ合戦をしているが鶴の登りとは限らずコースのあらゆる区間で主要チームの様子見、探り合いといった感じだ。

そのドンパチの波がより大きく来たのが6〜7周。自分は仕掛ける選手の準備動作を運良くたまたま遠巻きに確認でき、集団が縦に伸び始める前に踏み始める事ができ、後方での中切れ処理に間に合った。

ただひとつ問題はその波でほぼオールアウト状態に陥ったという事。そしてその状態から3周程集団に残れた事が不思議で仕方ないが自分の壁を壊す経験でもあった。

完走できたもうひとつの要因として集団からドロップした後に入った小集団に恵まれた。仕事を終えた主要チームのアシスト選手達がよく固まっており仕事を終えたとはいえ他チームの選手とは牽きや作るペースが一段違うので自分も「キツいがギリギリ耐えれる」ゾーンで走る事ができた。

phot by ざっきー様 f:id:magatama99:20170331215006j:image

これは自分の立場も弁えずオールスターメンバーの近くを走ってしまったトーシロちゃん大奮闘の一枚。ただ記憶が無くて困ってます。。。

 

自分以外、全員格上。この感覚が今は新鮮でとても楽しく思っています。自分に許された時間を使って本気を出します。皆さんご指導、ご稽古お願いします。

 

誰が興味あんねん、て感じですがちょっとした小ネタでした。